泉ピン子に狙われた「ドラえもん」???

 本日発売の「週刊新潮」12月23日号と、14日(火)発売の「週刊アサヒ芸能」12月23日号に、〝『ドラえもん』声優降板〟に関連した記事が載っている。といっても、まともに読むべき内容ではなく、週刊誌お得意の下世話な噂話的記事である。そういった記事はそういった記事で、適当に楽しんでしまえばいいかな、と思う。


週刊新潮」の記事は、〝「泉ピン子」に狙われた「ドラえもん」〟というもの。
 テレビ朝日のある幹部が暴露した話ということで、「泉さんが『ドラえもん』制作スタッフに直接連絡してきて〝大山さんの後任にあたしを使ってよ〟と売り込んできたんです。泉さんは、大山さんからも勧められたということでした。〝ドラえもんの声はあたししかいない〟と強く主張したそうです」とのコメントを紹介。泉ピン子さんがそんな売り込みをしてきた理由として、TBSの『渡る世間は鬼ばかり』の人気が頭打ちになり、次の仕事として息の長い『ドラえもん』に目をつけたのだと説明している。
 さらに、「泉以外に、久本雅美倍賞千恵子、松本明子の名前も候補として浮上」と書いている。
 この記事の内容は根拠の薄弱な単なる噂話にすぎないだろうが、泉ピン子さんがドラえもんの声を担当するだなんて、想像するだけでも寒気がする。絶対やめてほしい。


週刊アサヒ芸能」には、〝大山のぶ代が裏切られた「ドラえもん」降板劇「ライフワーク喪失で気落ちが心配…」〟という記事が掲載されている。見出しはセンセーショナルなムードだが、内容はこれといって過激なものではない。〝見出し倒れ〟の記事である。
 ドラえもん学の横山泰行教授や、大山のぶ代さんの所属事務所、大山さんの夫・砂川啓介さんのコメントを紹介しながら、ドラえもん声優降板の真相を追っている。「ドラえもんの映画はヒットしていますが、テレビの視聴率は、フジテレビの『サザエさん』と比べると、ずっと低い。もっと若い声優を使って、視聴率を上げたいというのがテレビ朝日の本音でしょう」という、あるアニメ関係者の話もとりあげている。
 見出しの「ライフワーク喪失で気落ちが心配…」というフレーズは、砂川啓介さんのコメントから取ったもの。