野村道子さんインタビュー

 先週発売の「女性自身」4月12日号(光文社)小原乃梨子さんのインタビューが掲載されていたが、現在発売中の同誌4月19日号には、しずかちゃんの声を演じてきた野村道子さんのインタビュー記事が載っている。記事の見出しには「初代お天気お姉さん時代と日枝会長との交際!」と大きな活字で書かれていて、受け取り方によってはスキャンダラスな内容の記事かと思ってしまうが、実際に読んでみれば、いたってほほえましい話ばかりであった。
 記事によると、このたびしずかちゃんとワカメちゃんをダブル卒業した野村さんは、3年前から〝卒業〟を考えていたそうで、「この春での『ドラえもん』降板が決定したので、ちょうどいい機会なのでワカメも降ろしてもらったんです」と語っている。
 しずかちゃんとワカメちゃんの演じ分けについては「しずかちゃんはね、ヒロインぽく可愛い感じを作って演じていました。逆に、ワカメちゃんの磯野家はごく普通の一般家庭の子だから庶民ぽく。彼女はときどきケンカもするしダダもこねるような女の子。できるだけ自分の〝素〟に近い形で演じていました」と発言。しずかちゃんは〝作った〟演技で、ワカメちゃんは〝素に近い〟演技であったというのが印象的だ。