さまぁ〜ず三村の娘さんがドラえもんに会うため愛知万博へ

 本日深夜(24:15〜)に放送された東海地方のローカル番組「げりらっパ」名古屋テレビ)で、さまぁ〜ず三村マサカズさんが、「愛知万博へ行ってドラえもんに会いたい」という娘さんの希望をかなえる企画をやっていた。三村さんは、「げりらっパ」のロケのため土曜日に名古屋入りし、一泊して日曜日に帰宅するという生活を送っているので、プライベートで娘さんを愛知万博へ連れて行くことができず、だったら、番組の企画で娘さんの希望をかなえてやろう、という運びになったのだ。
 昨日のエントリで、私がドラえもんの映像を観るため愛知万博へ行ったことを書いたばかりだが、三村さんの娘さんもまったく同じ目的で愛知万博へ行きたがったわけである。


 娘さんを愛知万博へ連れてきたものの、さまぁ〜ずが「げりらっパ」のロケをしているということで、どこを歩いても人だかりができパニック寸前になる。昼食もまともに食べられない状況なのだ。そうした困難を乗り越え、ようやく夜になってドラえもんの映像を観られるという展開だった。ドラえもんの映像とは、もちろん、19日に私が観た「地球に吹く風」のことである。
「地球に吹く風」を観たことで娘さんの目的が達成されたわけだが、三村さんはさらに父親としていいところを見せるため、このあと、娘さんに特別なプレゼントを贈ることになる。三村さんが実はドラえもんと知り合いだったという設定にして、娘さんにドラえもんを紹介し、2人にトークを楽しんでもらおう、というアイデアが実践されたのだ。
 そんなわけで、ドラえもんの耳型ヘッドホンを装着した娘さんと、おそらく東京にいるのであろう水田わさびさんが演ずるドラえもんとの会話が始まった。娘さんは緊張してほとんど口をきけない状態だったが、本物のドラえもんに声をかけてもらえてさぞかし嬉しかったことだろう。それを観ていた私も、まさかローカル番組で、声だけとはいえ水田わさびさんの出演に遭遇できるとは思ってもみなかったので、なんだか得した気分だ。



 ドラえもんと直接関係のない番組で、ドラえもんの話題が出たといえば、今月18日(土)に放送された「出没!アド街ック天国」(テレビ東京)もそうである。
 この回のテーマは「石神井公園」だったが、その中で、石神井ドラえもんの関係にまつわる話が何度か登場したのだ。
 ドラえもん謎本野比家の真実」(日本ドラえもん党・著/ワニブックス/1993年発行)の記述をもとに、のび太が暮らす街は石神井をモデルにしているという説があることを紹介したり、「てんとう虫コミックス」41巻所収の「野比家は三十階」で、藤子・F・不二雄先生が石神井公園駅前に高層ビルができることを予言していた、というネタをとりあげたりしていた。ほかにも、のび太の家に似た風情の家屋を紹介したり、タケコプターの話から竹とんぼの話題に移ったり、といった場面が観られた。



藤子不二雄A関連書籍情報
 今年4月に発売された「はつらつ力 この人たちの元気をもらおう」(日本経済新聞社/2005年4月20日1版1刷発行/1600円+税)に、藤子不二雄A先生のインタビューコラム「さらばクヨクヨ」が収録されている。
 本書は、2001年から2003年にかけて日本経済新聞夕刊に連載された「人間発見」をもとに構成。「人間発見」に登場した活力ある高齢者19人のインタビュー記事を集めている。
 藤子A先生の話は、これまであちこちで語られた内容から、それ以上踏み込むものではない。ファンには馴染みの話ばかりである。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=16496