『ヒョンヒョロ』フィギュア届く

koikesan2005-10-31

きのうの当ブログで『まんが道』フィギュア化の話題をとりあげたばかりだが、本日は『まんが道』フィギュアに負けず劣らずマニアックな『ヒョンヒョロ』フィギュアが家に届いたので、そのことに触れておきたい。いうまでもなく『ヒョンヒョロ』とは、藤子・F・不二雄先生の数あるSF短編の中の一作で、この作品に登場するウサギ型宇宙生物がメディコム・トイよりフィギュア化されたのである。


 
 この『ヒョンヒョロ』フィギュアは、今年8月21日東京ビッグサイトで行なわれた「ワンダーフェスティバル2005夏」のメディコム・トイブースで販売されたもので、同社の〝ヴァイナルコレクティブルドールズ〟シリーズのひとつである。ワンダーフェスティバルに行けなった私は、8月21日・22日の期間限定で受け付けていたネット通販で注文。それが本日、ようやく届いたのだ。
 同時発売された実物大パピ(『のび太の宇宙小戦争』)は、なぜか買わなかった。今になってみれば、パピも一緒に注文しておけばよかったかな、と思うが、どうしても欲しかったのはやはり『ヒョンヒョロ』のほうだった。



 今月28日放送のアニメ『ドラえもん』で『征地球論』ネタを、7月15日の同アニメで『休日のガンマン』ネタを見つけて大いに歓喜した私にとって、今日届いた『ヒョンヒョロ』フィギュアも、「おお! こんなところにSF短編ネタが!」的な喜びを感じさせてくれるハッピーアイテムだ。フィギュアの場合は、原作に忠実に立体化されたSF短編キャラ(=『ヒョンヒョロ』のウサギ型宇宙生物)を、手で触ったり、じっと眺めたり、部屋に飾ったりできるので、アニメ『ドラえもん』内でちらりと見かけたSF短編ネタよりも、さらに満足度が高い。
 そのうえ今回の『ヒョンヒョロ』フィギュアは、本体のウサギ型宇宙生物に加え、〝宇宙最高最大ノ価値アル〟ヒョンヒョロを付属していて、そのマニアックなこだわりようが素晴らしい。冷静に見れば、ヒョンヒョロそのものはビー玉かパチンコ玉みたいな単純な物体だが、これがウサギ型宇宙生物とセットになることで、藤子・Fファンにはたまらなく輝いて見えるギミックに化けるのだった。
 パッケージには、藤子・F先生が描いた『ヒョンヒョロ』本編の図版がデザインされていて、そんなところでもマニア的なこだわりが感じられた。




 来年2月19日(日)に開催される「ワンダーフェスティバル2006冬」では、1分の1スケールのピー助(幼年期版)が発売されるようだ。もちろん、映画『のび太の恐竜2006』公開を記念した商品である。
http://www.medicomtoy.co.jp//wf2006w_pisuke/index.html