ひっとらぁ伯父サンと安倍首相は顔面相似形?

週刊文春」1月4日+11日新年特大号で「顔面相似形2007〜美しい国の顔面〜」という特集記事が組まれている。顔が似ている有名人同士を顔面相似形と呼び、その顔写真を見比べて楽しもう、という企画だが、なかには人間以外のものに似ているとされた有名人もいて、なかなか可笑しい。


 その記事の冒頭で、安倍晋三首相と、藤子不二雄A先生の描いたひっとらぁ伯父サンが顔面相似形としてとりあげられている。安倍首相は手を振り上げて演説をしている写真、ひっとらぁ伯父サンはこぶしを握って「アルコールは人間の意思と理性をくるわせダラクさせる毒水だー!!」と力を込めて語っている図版が掲載され、その両者を見比べてみるとたしかに似た風貌だなあ、と思えてくる。垂れ気味の目や、目の下の弛み、膨らんだ頬など、似通ったパーツがいくつもあるのだ。
 写真のキャプションで「下戸の首相もこう思っていたら怖い」と書かれているが、安倍首相は風貌だけでなくメンタリティや政治思想までヒトラーと似ている、と考える人も結構いるようだ。カリスマ性のある演説で多くの民衆から支持を得、独断的な政治行動を実践したという点では、前任の小泉首相のほうがどちらかといえばヒトラーぽい印象だし、実際、郵政民営化法案を通すときの手法などを指して小泉首相のことをヒトラー呼ばわりする人もいた。どちらの首相も、部分的にヒトラーを想起させる面を持っている、ということか。
 同記事では、安倍首相は水木しげるキャラのぬらりひょんにも似ている、と書いている。


 そのほか、片山さつきとゴーゴン、高市早苗ゴリエ安藤美姫とガラモン、愛子さま朝青龍リリー・フランキー高橋弘二ライフスペースのグル)などは、顔面相似形にされた当人には気の毒だけれど、その似方が笑いを誘う。