「日本漫画の礎を創った男 加藤謙一」

 ネオ・ユートピアの掲示版で知ったのだが、明日26日(金)夜11時から放送の『未来創造堂』(日本テレビ系)のなかの「シアター創造堂」なるコーナーで、伝説の漫画雑誌「漫画少年」を創刊した加藤謙一さんが取り上げられるようだ。

●『未来創造堂』(日本テレビ系列・午後11時〜)
シアター創造堂「手塚治虫を育て、日本漫画の礎を創った男 加藤謙一
http://www.ntv.co.jp/mirai/

 ご存じのとおり、「漫画少年」は昭和22年から30年にかけて学童社が発行していた月刊の漫画雑誌で、手塚治虫先生の『ジャングル大帝』などを連載していた。
 この雑誌は、読者投稿欄に力を注いでいて、そこには、のちに漫画家や作家などで名を馳せる人物がたくさん投稿していた。たとえば、寺田ヒロオ藤子・F・不二雄藤子不二雄A石ノ森章太郎赤塚不二夫鈴木伸一松本零士筒井康隆横尾忠則和田誠篠山紀信眉村卓黒田征太郎などなど、錚々たる名前が挙がる。
 そんな伝説の雑誌「漫画少年」を創刊し自ら編集長をつとめた加藤謙一さんが、『未来創造堂』という番組で紹介されるのだ。私はこの番組を観たことがないので具体的にどんなふうに紹介されるのか分からないが、HPを確認する限りではドラマ仕立てっぽい。


 
 ちなみに、藤子不二雄A先生の『まんが道』に登場する加藤編集長は、謙一さんのご子息にあたる宏泰さんである。謙一さんが学童社を去ったあと、「漫画少年」の編集を引き継いだのが宏泰さんだったのだ。