「サイゾー」9月号に『オバケのQ太郎』関連の記事掲載


 現在発売中の雑誌「サイゾー」9月号で「新しい日本のタブー」という特集が組まれ、その特集内に「名作漫画が復刊できない謎を追う 消えた『オバケのQ太郎』!? 藤子不二雄合作タブー」という記事が載っている。この記事は、宗像明将さんが執筆している。
 宗像さんは、「熱血!!コロコロ伝説」に『新オバQ』の別冊が付いたことで「ついに復刊が実現するのでは!」と期待したオバQファンの気持ちを汲み取って、「熱血!!コロコロ伝説」編集長に今後の展望を取材した。ところが、編集長から返ってきた言葉は「特に何も復刊へ向けての予定はありませんから…」という、つれないものだった。
 私も、「熱血!!コロコロ伝説」で『新オバQ』が陽の目を見たことから、その流れで単行本が復刊されるのではと単純に期待したのだが、その期待が一気にしぼんでしまった格好だ。
 藤子プロは、「『オバケのQ太郎』が再び世に出て、皆様に受け入れていただけるにふさわしいタイミングをじっくり考え、そのしかるべき時がきましたら、改めて、正式にリリースさせていただく形をとりたい」と答えている。我々ファンは、常に『オバQ』を受け入れる状態でいるのだが…
「しかるべき時」とはいったいいつのことになるのだろう。気が遠くなるような未来でないことを切に祈りたい。


※この記事の執筆者・宗像明将さんは、講談社のサイト「MouRa」で「ネット幸福論」を連載中。
 http://special.yomone.jp/?cat=5

 宗像さんは、「小心者の杖日記」というブログもやっている。
 http://www.outdex.net/diary/