来年100周年を迎えるというローズオニールキューピーが、アニメや特撮などの人気キャラクターとコラボレーションする「キュージョン」が発売になった。(しゅういちさんからの情報)
第1弾は、26タイトル・53キャラクターのマスコット根付け。藤子キャラでは、A作品の忍者ハットリくん、怪物くん、喪黒福造の3種が登場。
http://www.runat.co.jp/runat/release35.htm
キューピーが主体なのでどうしても藤子キャラとしての再現性は低くなるが、キューピーがハットリくんや怪物くんの扮装をするというビミョ―さ加減とキューピーそのものが持つかわいらしさに魅力を感じて、東急ハンズへ買いに行ってきた。藤子Aキャラ3種を買うつもりだったが、喪黒が見当たらなかったため、とりあえずハットリくんと怪物くんを購入。いずれ喪黒も入手したいし、調子に乗って他のキャラもいくつか買ってしまうかもしれない(笑)
藤子Aキャラのほかには、ブラックジャック、レオ、アトムといった手塚キャラや、妖怪人間ベム 、ゴレンジャー、仮面ライダー、サンダーバード、ヤッターマン、ビッケ、ガンバ、一休さん、うる星やつらのラムなどなど、ほんとうに盛りだくさん。比較的新しめのところでは、名探偵コナンや、エヴァンゲリオンの綾波レイ、碇シンジ、惣流・アスカ・ラングレーなんかもある。
藤子Fキャラがまったくないのが気になるところだ。第2弾以降に登場するのか、版権の許可が得られなかったのか… 手塚、藤子A、石ノ森、赤塚とあるのだから、どうせなら藤子Fもあったほうがしっくりとくる。
53キャラが揃った画像を見ると、まるで、キューピーが多彩なキャラの扮装に(無謀にも)挑戦したコスプレ大会のようだ。
バカボンのパパや喪黒福造みたいなオヤジキャラが、愛くるしいキューピーの顔になっているのを見ると、そのミスマッチ感にたじろぎながら、ちょっと笑いが込み上げてくる(笑)
どんな扮装をしても、キューピーの愛くるしさが厳然と貫かれているのだ。
ちなみに、6月25日は「キューピーの日」である。
キューピーを創作したアメリカの女性アーティスト、ローズ・オニールの誕生日が6月25日なのだそうだ(1874年)
●藤子不二雄A先生と西原理恵子さんのコラボエッセイ『人生ことわざ面白“漫”辞典』第2回掲載の「ビッグコミック」10月増刊号が、今月18日に発売になった。