ぼくたち地球人メダルと認定証明証

 本日、ちょうどキリよく40歳となりました。


 40歳という年齢の重みをずしりと感じるのですが、年をとることに慣れてきたり開き直りの気持ちがあったりして、10代から20代、20代から30代へ移行したときほどのショックはありません。この年になるまで生きてこられたことに、素朴に感謝するばかりです。


 昨年のこの日には、私の半生で手にした2大メダルの1つ「藤子不二雄のまんが入門」入選記念メダルを紹介しました。
 ■「藤子不二雄のまんが入門」入選記念メダル
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20070518



 そして今年は、もう一つのメダルです。

 1984年に催された「“自然とドラえもん”画コンクール」で入賞したさい授与されたものです。

 
このメダルと一緒に「ぼくたち地球人認定証明証」も授かりました。



 1984年は、映画ドラえもん5周年と自然保護憲章制定10周年を記念して、グリーンドラえもんキャンペーンが大々的に展開されました。青い部分が緑色に塗り替えられたドラえもんがシンボルマークで、「ぼくたち地球人」が合言葉でした。
 この年公開された映画ドラえもんは『のび太の魔界大冒険』。劇場入場時にグリーンドラえもんをあしらった缶バッジがもらえました。小泉今日子が歌う主題歌『風のマジカル』も「Green,Green,Green」という歌詞があったりしてグリーンドラキャンぺーンを意識していました。「さらばキー坊」や「ドンジャラ村のホイ」といったエコテーマの短編作品が藤子F先生の手によって描かれたのも、このキャンペーンの一環としてでした。


 そんなグリーンドラキャンペーンの企画の一つとして行なわれたのが、「“自然とドラえもん”画コンクール」だったのです。
 自然とドラえもんをテーマにしたカラーイラストをはがきに描いて応募し、入賞者全員の作品がまとめて1枚の大きなポスターになる、というコンクールでした。審査員は、藤子不二雄先生や大山のぶ代さんらがつとめました。
 私はそのコンクールでめでたく入賞。入賞者の作品がびっしりと掲載された巨大ポスターが、長い筒状の梱包材に入れられて届いたときはびっくりしました。その巨大ポスターと一緒に送られてきたのが、上の「ぼくたち地球人メダル」と「ぼくたち地球人認定証明証」です。


 このメダルは、オリンピックのメダルみたいに首からかけられるようになっているのが心憎いです。
「ぼくたち地球人認定証明証」には、「あなたは、地球の自然をいつまでも大切に守りつづける、真の地球人であることを認めます。昭和59年3月 ぼくたち地球人の仲間 藤子不二雄」と記されていて、藤子先生から「真の地球人」のお墨付きをもらえたのですから、心強いことこのうえないです(笑)