コメント欄で佐倉千朗さんがお知らせしてくださったとおり、 藤子・F・不二雄大全集の公式サイトで、今年8月から刊行予定の第2期の速報が発表されました。
そこで報じられた作品は以下のとおりです。
「ドラえもん」
「オバケのQ太郎」
「大長編ドラえもん」
「21エモン」
「チンプイ」
「みきおとミキオ」
「バウバウ大臣」
「てぶくろてっちゃん」
「少年SF短編」
「パジャママン」
「4じげんぼうPポコ」
「モッコロくん」
「宙ポコ」
「宙犬トッピ」
「ドビンソン漂流記」ほか
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/2ndseason/index.html
一つ一つの作品名を眺めているだけでワクワクしてきます。
「ドラえもん」「オバケのQ太郎」は第1期からの続刊で、「大長編ドラえもん」は既報でしたが、そのほかの作品は初めての発表です。
第1期と比べ、マイナー系の作品が目立ちます。なかでも「てぶくろてっちゃん」「パジャママン」「4じげんぼうPポコ」は、初単行本化!
「てぶくろてっちゃん」は、第8回小学館漫画賞受賞作品であり、「オバQ」以前を代表する藤子Fマンガの一つでしたが、これまで一度も単行本化されていません。不思議な道具を軸に話が展開するという点で「ドラえもん」や「キテレツ大百科」の先駆となる作品ともいえます。どこでも行ける魔法の扉や、中身を透視できるカメラなどが出てきます。
後期の人気作である「チンプイ」も登場! 「チンプイ」は「藤子不二雄ランド」の巻末に連載されていたので、全集に収録されると、初出よりも大きなサイズで読むことができるようになります。
「少年SF短編」とあることから、SF短編は、少年向けと青年向け(異色短編)を分けて刊行する模様です。
そのほか、現在は入手困難となっている作品が並んでいますね。
第2期も第1期と同様、毎月の発売日が楽しみでならなくなりそうです。