藤子A先生が90年代に連載していた『プリンスデモキン』が、ケータイ用描き下ろしコミックとして復活します!
全90コマ・オールカラーで、毎日1コマずつ配信。スタートは4月21日(水)です!
A先生が久々に描く児童マンガという意味でも大きなニュースでしょう。
★[予告]怪物くんのライバル!!プリンス・デモキンが電子コミックに!
http://sonydes.jp/blog/2010/04/post-620.html
★全力書店
http://zbk.me/
『プリンスデモキン』は、『怪物くん』に怪物太郎のライバルとして登場した悪魔王子プリンス・デモキンを主人公に抜擢したスピンオフ作品。学研の通信添削教材「トップラーン」の別冊ふろくで1991年4月号から1999年3月号まで連載(以後、1年間再録連載)されました。主人公のデモキンが、お伴のバットラーをしたがえてあちこちを旅してまわり、そこで出会った子どもたちの悩みを解決すべく、魔力を使って活躍するという内容です。作中で描かれた子どもたちの悩みは、いじめ、肥満、孤独、勉強などなど、実社会を反映したものでした。
全部で96話が発表されましたが、学研から刊行された「GSコミックス」全2巻に収録されたのは連載初期の24話分のみで、全体の4分の3の話は単行本未収録のまま。しかもその全2巻のコミックスが絶版状態ですから、今となっては読むのが困難な作品となっています。
そんなおり、14日に「復刊ドットコム」から以下のようなメールが届きました。
おめでとうございます。
下記のリクエストの投票数が100票に到達しました。登録No.5808 登録日時 2001/09/23
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ジャンル : コミック
書名 : プリンスデモキン 全2巻+未収録作品
著者名 : 藤子不二雄A
出版社 : 学研
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『プリンスデモキン』の復刊リクエストが100票を獲得したのです。ということは、それを受けて復刊交渉が始まるということでありまして、以前に『ミス・ドラキュラ』が完全版単行本として復刊された前例を思えば、『プリンスデモキン』も完全版単行本が刊行されるのではないかと期待が膨らみます。
プリンス・デモキンは、本日(17日)から日本テレビ系で始まるドラマ『怪物くん』にも(原作の姿とずいぶん違いますが)登場します。TOKIOのドラマー松岡昌宏くんが演じます。
ケータイコミック発表、復刊投票100票到達、実写ドラマに出演と、プリンス・デモキンの存在が俄然浮上してきた印象です。
それを祝福する意味も込めて、前にお見せした物もありますが、私が持っているプリンス・デモキングッズの写真をアップします^^ すべて「トップラーン」の知育教材です。
パズル
あと、「CUT」5月号の藤子不二雄A特集、非常に楽しみです!
http://ro69.jp/product/magazine/detail/33424