タイ

 タイが、電力不足に悩む日本に発電所をまるごと無償貸出してくれるそうです。
 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4686799.html

 このたび貸し出されるのは、12万2000キロワットのガスタービン発電設備2機などで、これでおよそ24万世帯分の電力を供給することができるようです。ちなみに、この設備は日本製。
 たしか、タイは震災の翌日くらいに義援金を送ることを即決してくれていますし、タイありがとう!と改めて感謝の意を表したいです。
 台湾からの義援金が64億円を超えたというのもすごいですね。人口2000万人でこの金額ですから。むろん金額の多い少ないだけが重要なわけではありませんが、この金額の前では、台湾ありがとう!と叫びたくなります。
 これら以外にも、日本は現在、多くの国から手を差しのべられています。今回発電所貸出の報とともにタイから届いた「日本はこの困難に対し決して孤独ではありません。何でもサポートします」(タイ電力公社の社員)という言葉が深く心に沁みます。


 タイというと、藤子不二雄A先生にはタイを舞台にした短編マンガがあります。「週刊漫画サンデー」1973年3月10日号で発表された『ハレムのやさしい王様』です。
 日本人がタイで複数の少女と共同生活(ハーレム生活)を送っていた実際の事件をモデルにした作品です。この作品については、当ブログで詳しく取り上げたことがあります。
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20060412



 それから、タイ関連でこんな本を持っています。
 
 ・表紙
 
 ・裏表紙


 タイ版「FFランド」です。全176ページの藤子マガジンです。
 1冊のなかに『ジャングル黒べえ』『宙ポコ』『ドビンソン漂流記』『きゃぷてんボン』といった藤子F作品が収録されています。それに加え、『鳥人くーん』『フータくん』とA作品まで載っています^^ 
 どういう経緯で刊行された本か知りませんが、『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』『忍者ハットリくん』『怪物くん』など最もメジャーな作品たちをあえて載せていないところにこの本の心意気を感じます。


 あと、タイといって懐かしく思い出すのは、1983年4月7日(木)にテレビ朝日系で放送された特番「南の国だよ!ドラえもん タイで人気爆発!!」です。二人の藤子先生が『ドラえもん』が大人気のタイを旅する番組でした。安孫子先生がのび太を描く映像が観られるのが今となってはとても貴重。藤本先生がパラセーリングをするところも印象深いです。
 当時は家にビデオデッキがなかったため、カセットテープに音声だけ撮りました。