富山県ふるさと文学館起工式に藤子A先生出席

 富山県ふるさと文学館(仮称)の起工式に、藤子不二雄A先生が出席された模様です。
 同館は、来年7月のオープンを目指しており、富山県ゆかりの文学をはじめ、マンガや映画、アニメ、絵本などを紹介するミュージアムです。A先生が起工式に出席されるくらいですし、この文学館の趣旨からいっても、藤子両先生の作品も紹介されることになるのでしょう。とくに、A先生の『まんが道』や『少年時代』はクローズアップされることと思います。『少年時代』の原作となった小説『長い道』(柏原兵三)や、篠田正浩監督の映画『少年時代』も、もちろん紹介されるでしょう。
 ここが完成したら行ってみたいなあと思います。3回目の企画展のテーマが「漫画」のようなので、そのタイミングで行けたらベスト。
 ただ、この文学館全体における藤子要素の比率は非常に低いでしょうから、ここへ行くことを目的として富山へ出かけるというのではなく、藤子先生のふるさと高岡氷見を訪れる旅のついでに足を運べたらいいなと思います。
 まあ、文学館という施設自体も好きなので、藤子度が著しく低かったとしても心惹かれる場所ではあるのですが(笑)

 県ふるさと文学館 起工式

 県ふるさと文学館の起工式が建設予定地の旧知事公館で行われました。文学振興の拠点施設として来年7月のオープンをめざします。
 起工式には、石井知事や、文学館の館長に就任する作家の辺見(へんみ)じゅんさん、アドバイザーを務める映画監督の篠田正浩(しのだ・まさひろ)さん、漫画家の藤子不二雄(ふじこ・ふじお)Aさんなどが出席し、工事の安全を祈りました。
 富山県ふるさと文学館は、富山県ゆかりの文学に親しんでもらうため、県が旧知事公館などを利用して整備するものです。
 来年7月のオープンを目指していて、館内では、万葉集から現代にいたるまでの富山県ゆかりの小説や漫画、アニメ、映画を幅広く紹介します。
 (中略)
 年に3回程度企画展を開催することとし、1回目は万葉集をテーマに、2回目は映画、3回目は漫画をテーマにすることを決めました。


 ※チューリップテレビ(2011年07月04日 17時18分)
 http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20110704171918