来年の映画ドラえもんは『のび太と奇跡の島』

 来年3月公開の映画ドラえもんのタイトルが「コロコロコミック」8月号で発表されました。

 

 今年の『新鉄人兵団』の最後に流れた次回予告を見て、「来年は「モアよドードーよ、永遠に」を元に話を膨らませた映画になりそうだな」と多くの人が推測したと思いますが、やはりその通りでした。絶滅動物がたくさん暮らす島を、のび太ドラえもんたちが冒険するストーリーのようです。
 恐竜をはじめとした絶滅動物は、藤子・F・不二雄先生にとって大きな興味と愛情の対象でしたが、今度の映画は、絶滅動物のなかでもモアやサーベルタイガーなど恐竜よりあとの時代の哺乳類や鳥類が主に取り上げられるようです。どうやら昆虫も重要な役割を果たす感じです。


21エモン』『ウメ星デンカ』でお馴染みのゴンスケも、この映画に出演する模様。どういう役で登場するのかまだ発表されていませんが、絶滅動物を守るための監視係や保護係のような役ではないかと、現時点では推測しています。
 

のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー』は、リメイクではなく映画オリジナル作品ですが、このところのオリジナル作品の印象は決してよくないですし、今年の『新鉄人兵団』がとてもよかっただけに、次作をどれほど楽しめるか心配になってきます。
 それでも、タイトルが発表された記念ということで、「楽しみです」という前向きな言葉をここで表明しておきます^^


 ところで、「コロコロコミック」は、今月号で通巻400号に到達しました。私はとっくに熱心なコロコロ読者ではなくなっていますが、1970年代後半から80年代にかけて、コロコロが藤子マンガ中心の雑誌だったころは熱烈な愛読者でしたから、そのコロコロが今も児童雑誌の最前線を走りながら400号という節目を迎えたことに感慨深いものをおぼえます。
 私が所収しているのは、通算400号のうちの半分くらいかなあ…