映画『ロボジー』

 現在公開中の映画『ロボジー』(矢口史靖監督)を観てきました。
 一風変わったロボットものであり、ところどころでクスクスと笑えるコメディ映画でした。細かいことを気にしなければ、最後まで十分に楽しめます^^
 洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどを作っている家電メーカーの窓際社員3人が、社長に無理やり命じられて二足歩行のロボットを開発しようとするが…というところから話が始まります。そのロボットの名前が「ニュー潮風」だなんて、いかにも家電メーカーらしいベタなネーミングで愉快です。
 窓際社員3人組の情けない感じや、吉高由里子のロボットオタクっぷりなども楽しめました。
 
『ロボジー』のパンフレットでシネマ・イラストライターの永野寿彦さんが、これまでの映画に登場したロボットの歴史を簡単に解説しています。その文章の中に、ささやかな藤子ネタがあります。ニュー潮風のデザインについて「藤子・F・不二雄の『21エモン』のゴンスケにも通ずる愛嬌あるデザイン」と書いているのです。


 この『ロボジー』が今年最初に劇場で観た映画となりました。思えば、昨年の最後に劇場で観た映画が『リアル・スティール』でした。両方ともロボット映画ですね^^ 


 今月初めに発売された「ハイパーホビー」3月号の「Fグッズセレクト情報局」に、藤子・F・不二雄ミュージアム館長の伊藤善章さんのインタビューが載っています。今までのところお客さんの72パーセントが18歳以上とのこと。ミュージアムのバックヤードに飾られた額(ボツになったミュージアムの企画案や建設中の写真など)がちょっと紹介されています。現時点ではお客さんに公開できないものだそうです。