7月20日から「小田急 F-Train II」運行開始

 7月20日から「小田急 F-Train II」の運行がスタートする模様です。藤子・F・不二雄ミュージアムオープン1周年を記念したもので、2013年3月22日まで小田急線全線を走行予定。
 http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/7314_7707765_.pdf

<小田急F-Train II 概要>
藤子・F・不二雄さんの「F」と、“夢のある未来”へ走っていく列車となるようFuture(未来)の「F」などを取って命名した特別ラッピング電車。
1.運行開始: 2012年7月20日(金)
2.運行区間小田急線全線(小田原線江ノ島線多摩線
3.当該車両: 3000形一編成(10両)
4.ラッピング内容:
《車両外装》
藤子・F・不二雄さんの描いた作品である「ドラえもん」、「パーマン」、「キテレツ大百科」、「エスパー魔美」、「チンプイ」、「21 エモン」などの人気キャラクターが車両外観をカラフルに彩ります。
5.特設サイト: http://www.odakyu.jp/ftrain/

 昨年8月3日から運行開始した「小田急 F-Train」は、大好評を博していたにもかかわらず、ラッピングのデザインが東京都屋外広告物条例に抵触するとの指摘を受け、9月30日をもって早くも外装が終了する(内装だけ継続していく)という残念なことになってしまいました。多くのファンがこのニュースにショックを受け悲しい気持ちになりましたし、憤りをおぼえた方もいらっしゃることでしょう。
 そんな経緯のある「小田急 F-Train」ですから、「小田急 F-Train II」というかたちで再びFキャラの外装をほどこして運行することになったのは朗報です。
 昨年の「F-Train」は、外装ラッピングが「広告物」であると見なされ、「許可申請をしていない」「広告物の面積が基準(車体1面の10分の1以下)を超えている」といった点が東京都屋外広告物条例に抵触しましたから、今度の「II」はそれらの問題点をすべてクリアしての運行ということになるのでしょう。そのため前より抑え気味のデザインになるようです。


次にFミュージアムを訪れるさいにはぜひとも乗車し、昨年「小田急 F-Train」に乗ったときの喜びを新たに味わいたいです。