先月30日（日）、台風が接近するなか、愛知県瀬戸市で開催された「招き猫まつり」に行ってきました。
招き猫の即売会、招き猫絵付け体験、招き猫アート、招き猫くじ、招き猫せんべいなどなど、招き猫づくしのお祭りです。招き猫メイクのサービスもやっており、招き猫顔の子どもを（ときには大人も）よく見かけました。
天候が悪化していくばかりだったので、あまりのんびりとできませんでしたが、祭り会場のひとつ「瀬戸蔵」という施設を中心に、辺りを散策して楽しんできました。
こんな感じで、いたるところに招き猫がいるのです。
トイレットペーパーの招き猫も！
瀬戸市には、招き猫まつり以外の日でも招き猫をたっぷりと堪能できる「招き猫ミュージアム」という施設があります。数千点の招き猫コレクションを展示する、日本最大の招き猫専門博物館です。
ミュージアムの規模はそれほどでもありませんでしたが、とにかく招き猫だらけで圧巻です！ どれだけ福を招けるんだろう、と気が遠くなるくらい（笑）
招き猫ミュージアムの「福ふくニャンコ号」！
2年前、大山のぶ代さんが訪れたときのサインが展示してありました！ご自分のお名前とともに「ドラえもん」と記されています。
「ドラえもんと招き猫」といって連想するのは、カムカムキャットと、カムカムキャットフードを食べたドラえもん似の猫です。
カムカムキャットは、「ドラえもんとドラミちゃん」と「オンボロ旅館をたて直せ」に登場するひみつ道具。まさに未来のハイテク招き猫といった道具で、これを使うと、招きたい人を実際に招き寄せることができます。
ちなみに、「ドラえもんとドラミちゃん」は出木杉くんが初登場する話で、「オンボロ旅館をたて直せ」は、21エモンの曽祖父・祖父にあたる18エモン・19エモンが登場する話ですね。
カムカムキャットフードを食べたドラえもん似の猫は、「カムカムキャットフード」という話に登場します。空き地に捨てられた猫を発見したドラえもんは、野比家では飼えないことがわかっていながら、あまりに自分に似ているため放置しておけず、拾ってきてしまいます。猫の飼い主を探しますが、なかなか引き取り手がいません。そこで、人を招く力を得られるカムカムキャットフードを猫に食べさせ、流行らないラーメン屋で飼ってもらうことに。そのとき、この猫は招き猫のようなポーズを取るのです。
カムカムキャット関連の立体物としては、2006年9月にマクドナルドのハッピーセットを買うともらえた「ドラミちゃんとカムカムキャット」が個人的には印象深いです。
2011年には、ガシャポンの「ドラえもん 未来デパートコレクション」（バンダイ）のアイテムの一つにカムカムキャットがありました。小さな小さなカムカムキャットでした。
カムカムキャットフードを食べたドラえもん似の猫は、2008年2月24日、メディコム・トイからヴァイナルコレクティブルドールズSpecial No.103「カムカムキャットフードの猫」として発売されましたね！
http://www.medicomtoy.co.jp/search/3190.html
このメディコム・トイのカムカムキャットフードの猫は、あの中華食堂「松葉」の店内にも置いてあります。
