氷見のサカナ紳士録

 藤子不二雄A先生が富山県黒部の名水にちなんでデザインしたご当地キャラクター「ウォー太郎」が「ゆるキャラグランプリ2012」にエントリー中であることを先日紹介しました。
 ●ウォー太郎が「ゆるキャラグランプリ2012」にエントリー!
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20121016


 ウォー太郎に関しては、以前にも取り上げたことがあります。
 ●富山県黒部市ご当地キャラ「ウォー太郎」
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20120122


 藤子不二雄A先生がふるさと富山のためにデザインしたご当地キャラクターは、ウォー太郎のほかにもいろいろといます。
 年代的に見て1993年誕生のウォー太郎に次いで登場したのが「氷見のサカナ紳士録」です。藤子A先生の生家である光禅寺のすぐ近くに「比美町商店街」があります。この商店街が1996年にアーケードを設けたさい、サカナ紳士録のモニュメントが登場したのです。その通りは「潮風通り」の名付けられています。
 氷見といえば寒ブリを筆頭に海産物で有名な町です。氷見のサカナ紳士録は、そんな海産物たちをキャラクター化しているのです。
 
 ・ブリンス


 
 ・シマシマ博士


 
 ・エイチョウ


 
 ・イカゾウ


 
 ・アンボス


 
 ・タコ八


 
 ・トビー


 
 ・カニ


 モニュメントは全8種16体設置されています。地下駐車場から園内に入っていくときキティちゃんのモニュメントが並んでいるサンリオピューロランドを参考にしたそうです。
 キャラクターたちの名前は公募で地元の子どもたちがつけました。(ちなみに、ウォー太郎の名前も公募で当時の小学生が考えたものです)
 各モニュメントにはセンサーがついていて、人がすぐ近くに来ると反応して話しだします。8種のキャラクターが違うセリフを発し、それぞれ個性を見せてくれます。


 氷見のサカナ紳士録はキャラクターグッズにもなっています。私が持っているサカナ紳士録グッズを紹介しましょう。
 
 ・能登半島国定公園のふみカード8種


 
 ・潮風通りのテレホンカード


 
 ・潮風通りのステッカー

 
 
 ・ブリンスの根付


 サカナ紳士録の中でも、やはりブリをキャラクター化したブリンスが中心的存在で、表に出ることが多いです。
 
 レンタサイクルにもブリンスが! その名も「ブリンス号」!! 私は氷見駅でこれを借りて走りました。


 
 イベントなどがあると、氷見のサカナ紳士録焼(ブリンス焼)を売る店が出たりもします。ンマーイ!!(2004年3月27日、氷見駅「忍者ハットリくん列車出発式」にて)


 
 ・タコ八&ブリンスと、その生みの親である藤子不二雄A先生が一緒にポーズ!(2007年10月14日、氷見漁港「氷見キトキトまつり」会場にて)
 このとき藤子A先生とサカナ紳士録の着ぐるみは一緒に行動していたわけではなく、祭りの会場内でたまたま遭遇したのです。