氷見・高岡の旅(その1)「忍者ハットリくん列車」

 先月29日「“耳で楽しむ”藤子・F・不二雄の世界 SF短編 朗読ライブ」観覧のため高岡へ行ったのを機に、時間の許す限り氷見と高岡にある藤子先生ゆかりの地をめぐりました。いわゆる聖地巡礼ですね♪
 氷見と高岡にはすでに何度も訪れているのですが、そのたびに、「まさに聖地!」という特別な感情を呼び起こされます。
 今回は2年以上ぶりに足を運んだので初めて観るものもけっこうあって、新鮮な感動をおぼえました。


 
 
 聖地の玄関口「JR高岡駅」は現在大規模工事中で、これまでの面影がずいぶん消えてしまっていました。橋上駅化・自由通路の工事は2011年に完成し、現在は北口駅前広場・新ステーションビル・人工デッキの整備を進めているようです。2014年3月の完成を目指しているとのこと。
 高岡駅に着いてすぐ氷見へ移動しました。移動にはもちろん氷見線を利用。「忍者ハットリくん列車」に乗車できました!
 
 
 
 忍者ハットリくん列車は2004年3月から運行開始され、私は運行オープニングセレモニーを観に行きました。2011年にはラッピングのデザインがリニューアルされ、現在は全部で3両が走っています。
 その3両は異なったデザインで、そのうえ1両ごとに左側面と右側面のデザインが異なっています。

・1両め(キハ40-2135)
 左側「高岡大仏/虻ヶ島と立山連峰
 右側「となみチューリップフェア/立山合掌造り集落」


・2両め(キハ40-2136)
 左側「高岡御車山祭/金谷町と弥栄節街流し/伏木曳山祭り」
 右側「城端むぎや祭り/氷見獅子/コスモスと熱気球」


・3両め(キハ40-2137)
 左側「前田利長像と墓所瑞龍寺
 右側「チューリップ/ひみ寒ぶり/合掌造りの家屋村上家」
 http://www.info-toyama.com/loculture/vol06/page04.html

 私がこのとき乗った車両は、このリストで言うと「2両め(キハ40-2136)」でして、左側面のデザイン「高岡御車山祭/金谷町と弥栄節街流し/伏木曳山祭り」を観ることができたわけです。
 祭りの華やかさや活気が伝わってくる鮮やかなデザインです。


 
 
 
 列車の中にもハットリくんたちがあちこちにいて、乗車中も楽しめます。

 
 
 
 30分ほどで氷見駅に到着!


 そして、翌日(30日)の午前中、もう一度高岡から氷見へ行きました。そのさいは前日と同じ車両だったのですが、氷見から高岡へ戻るとき別の車両に乗ることができました!
 上のリストで言うと「3両め(キハ40-2137)」。デザインは「前田利長像と墓所瑞龍寺」です。
 
 
 
 
 
 前日に乗ったのと違う車両が氷見駅に入ってきたときは「やった!」と歓喜しました(笑) この車両では、ハットリくん堀絢子さん)の声で車内アナウンスがありました。ニンニン!
 忍者ハットリくん列車がどの時刻に運行されているかまったく調べずに行ったにしては、2種類の車両に乗車できてよかったと思います。


 氷見線城端線では、忍者ハットリくん列車以外にもラッピング列車が走っています。今年3月16日から運行開始した“ひみぼうずくん”列車です。
 ひみぼうずくんは、藤子不二雄A先生がふるさと氷見のために生み出したご当地キャラクター。海坊主の子どもで、つるつるの頭をなでると幸せが訪れるといいます。

 
 これは、現在「氷見市潮風ギャラリー」2階にいるひみぼうずくん!
 今回は、ひみぼうずくん列車には乗れませんでしたが、遭遇することはできました。
 
 
 今度来たときはぜひ乗りたいです!


 
 高岡駅前は“都市”という感じですが、氷見駅に降り立つとじつにのどかです。


 (氷見・高岡の旅(その2)に続く)
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20130707