本日(10月9日・水)付「日本経済新聞」夕刊で、社会学者の古市憲寿さんが「「当たり前」への挑戦」」との小見出しで藤子・F・不二雄先生のSF短編について書いています。『ミノタウロスの皿』をはじめ『気楽に殺ろうよ』『定年退食』などを紹介し、それらの作品が我々の“当たり前”を揺らがせる、と述べています。
私もこれらの作品を読んで自分のなかの“当たり前”を揺さぶられ衝撃を受けた一人なので、とても共感できる文章でした。
当ブログでは以前、古市さんの著書『絶望の国の幸福な若者たち』を取り上げたことがあります。この本から、ちょっとだけ古市さんの藤子・F・不二雄観が読み取れて、そのことに注目してみたのです。
●古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』
http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20120117