28日（金）、てんとう虫コミックス『オバケのQ太郎』3巻・4巻が発売されました！
第3巻では、Qちゃんのパパやママが登場する「オバQ一家勢ぞろい」を読めます。同巻収録の「ネプチャ王子」には、藤子（藤本、安孫子）、赤塚、石森、つのだ各先生が揃ってゲスト出演しています。スタジオゼロ幹部の先生方が揃って登場するなか、スタジオゼロ初代社長の鈴木伸一先生がいらっしゃいませんが、この話において各先生は「マンガ家」として登場しており、鈴木先生はアニメーターなので加わっていないのでしょう。なにより、鈴木先生はラーメン大好き小池さんとして『オバQ』の常連出演者になってますから別格的存在です（笑）小池さんは3巻だけでも、「百万長者」「温泉旅行」「ぼくについてくるな」といった話に登場しています。
4巻には、「作者のことば」にもあるとおり、藤子先生が少年時代に実際に作った反射幻灯機が出てきます。「子供の科学」に載っていた三面図を見て作ったとか。藤子先生はこの幻灯機の上映用作品を共同制作することになり、それがお二人の「合作」の始まりでした。上映用作品のタイトルは『天空魔』。「はるか昔にムー大陸で反乱を起こし宇宙に追放された者たちの子孫が、何万年かのち、復讐のために地球へ帰ってくる」というストーリーであったようです。
