【東京、マンガをめぐる旅(3)】12月11日(金)
「赤塚不二夫のビチュツ展」へ足を運びました。
〇日時:2015年12月3日(木)〜16日(水)11:00?20:00
〇会場:BANK GALLERY (東京都渋谷区神宮前6-14-5 )
〇入場:1,000円(オリジナルバッヂ付き)
〇展示作品数:約50点
〇主催:赤塚不二夫生誕80年製作実行委員会
http://amass.jp/65301/
赤塚不二夫生誕80年を記念した企画展で、クリエイター約20組による赤塚作品のパロディ、オマージュ作品を展示。それらを「ビチュツ作品」と名付けているのです。
・JR原宿駅をおりて、会場のBANK GALLERYへと歩きました。原宿へ来るのって10数年ぶりです。
・入場料を払うと漏れなくアニバーサリー缶バッジをもらえました! これはうれしいのだ!!
個性的なビチュツ作品たちがオシャレな展示空間に並んでいました。赤塚キャラがああなったりこうなったりと、奔放な気分にひたれます。
赤塚先生のご長女、赤塚りえ子さんの作品は、仏壇でした。白塗りの仏壇の内側に赤塚キャラがいっぱい。赤塚マンガに登場したとおぼしき小道具なども配置されていました。小さなモニターに赤塚先生の映像が流れていたり…。仏壇のなかが、カオスな赤塚小宇宙でした。
赤塚先生が16〜7歳のころ(新潟の小熊塗装店に勤務していた時代)に描かれた風景画もありました。山村の風景が素直な筆致で表現されています。
ビチュツ作品とは別に、昭和40年代ごろ発売された赤塚キャラの菓子パッケージやオマケが数多く展示されていました。コレクターさんの所蔵品のようです。『おそ松くん』モノが大半で、ほかに『もーれつア太郎』『風のカラッペ』のグッズも。ガムとかチョコのパッケージ、オマケ、ノベルティが多く、ふりかけなんかもありました。
所蔵者のかたが発売当時買って食べて(なかには中身が残っているものも)パッケージやオマケをずっと保管していたのでしょうね。
そんなこんなで赤塚ビチュツの世界を満喫したのだ!
【東京、マンガをめぐる旅(4)】12月11日(金)
11月30日に93歳で亡くなられた水木しげる先生追悼の思いをこめて、調布へ足を運びました。
「調布市文化会館たづくり」という施設の1階に献花台が設けられており、記帳できるようになっていました。
・鬼太郎モニュメントの並ぶ「天神通り商店街」を散策。おなじみの妖怪たちと会えました。鬼太郎やねずみ男にも献花されているのが心に残りました。水木先生はこの商店街の道をよく歩いておられたそうです。
・商店街の途中にあるお茶屋さん「菊川園」に、鬼太郎関連の土産物やグッズがいろいろと売っています。店主さんが水木先生の思い出話をしてくださいました。店内には水木先生直筆の色紙も!
・調布駅前にある「真光書店」に水木しげる先生追悼コーナーが設置されていました。文庫本を買ったら、この店特製の鬼太郎ブックカバーをつけてもらえました♪
調布駅の近辺をこうしてちょっと歩くだけで何度も鬼太郎たちと遭遇できます。水木先生を偲びながらの街歩きでした。深大寺の鬼太郎茶屋へも足をのばしたかったのですが、余裕がなくて今回はあきらめました。
水木先生、あの世でもこの世の続きを楽しんでください。