トキワ荘通りお休み処へ

 28日(日)、てんとう虫コミックスオバケのQ太郎』8巻が発売されました!
 
 Qちゃんが節約魔になったり、放送局を始めたり、押売りになったり、身の上相談を受けたり、スキーをしたり。
 この目で証拠を確認できない限りは地動説をかたくなに信じないQちゃんも見られます。物事の真偽にあくまでも根拠を求めるという、Qちゃんの意外な一面が印象深いです(^^)


 ●【東京、マンガをめぐる旅(6)】12月15日(火)
 トキワ荘通りお休み処へ出かけました。
 椎名町駅の改札を出たところにある展示スペースでは、これまでトキワ荘ゆかりの漫画家さんを順々に取り上げてきましたが、今回は「トキワ荘」そのものに関する展示でした。
 
 
 
 
 
 


 椎名駅の階段を下りて地上へ。
 


 駅から歩いて、トキワ荘通りお休み処に到着。
 


 2周年記念企画展「はばたけ!マンガ家のたまごたち展」を開催中でした。
 
 
 
 
 
 現在紫雲荘に在住している梶川岳さんが「コミックゼノン」に発表した読切マンガ『恋心は屑籠に』。いい作品ですね♪ 心に生じた感情をポイと屑籠に捨てられたらどんなに楽だろうか、と感じることは誰にでもありそうですが、感情をポイと捨てられてしまうことのマイナス点もまた少なくないでしょう。そんな思いを、一編の素敵な青春マンガに仕上げています。
 昭和30年代に赤塚不二夫先生が仕事場にされていた紫雲荘。そのオーナーでいらっしゃる大山さんが展示品をガイドしてくださいました。大山さんは幼いころトキワ荘へよく出かけ(なにしろすぐ隣ですから)、若かりし頃の藤子・F先生、藤子A先生、石ノ森先生、赤塚先生と(先生方が漫画家であるとは知らないまま)昼間から部屋にいて遊んでくれるお兄さんたち、という認識で遊んでもらっていたそうです。A先生は部屋にいないことが多く、F先生は丁寧に絵を描いてくれるのだけど、それで用は済んだとばかりに仕事に戻って大山さんをほったらかしに(笑)大山さんは、もっとかまってもらいたかったのですが…。
 石ノ森先生、赤塚先生と遊んでもらうことが一番多かったようです。おそらく赤塚先生が作ったであろうインスタントラーメンをごちそうしてもらったこともあるのだとか。トキワ荘ファンにはあまりにもうらやましい経験です♪


 
 お休み処オリジナルのシールや木札を購入しました。木札は、お休み処が建つ前にこの土地で営業していた吉津屋米店の廃材を使用しているそうです。米店からお休み処に改装するさい出た廃材です。