『中年スーパーマン左江内氏』ドラマ化の報

 藤子・F・不二雄先生が1977〜78年に「週刊漫画アクション」で連載した『中年スーパーマン左江内氏』のドラマ化が発表されました。
 http://natalie.mu/comic/news/206700
 『スーパーサラリーマン左江内氏』のタイトルで、2017年1月より毎週土曜日21時〜、日本テレビにてオンエア予定です。
 

 脚本・演出が福田雄一さんというのは朗報です。おもしろいドラマにしてくれそう!と期待感を抱けます。
 主役の左江内氏を演じる堤真一さんは、左江内氏のわりにお顔がカッコよくて冴え渡っていますが、冴えない演技が上手そうなのでそこに期待です。
 左江内氏の妻(鬼嫁!?)役は小泉今日子さん。彼女はすでに藤子F先生原作の実写ドラマに出演歴があります。1986年3月3日に放送された月曜ドラマランド藤子不二雄の夢カメラ』の第3話で主演をつとめているのです。
 藤子F作品と小泉さんといえば、なんといっても映画ドラえもんのび太の魔界大冒険』の主題歌『風のマジカル』が思い出深いです。あのときは藤子先生から色紙をもらう彼女が本気でうらやましかった(笑)


 すでに原作を読んでいるファンは、ドラマでも最終回に“あの人物”が登場するのか(さすがに登場しないだろう)と思いを巡らせたくなります♪ しかも、訃報が届いたばかりの肝付兼太さんが“あの人物”の声を演じられていたので、このタイミングで『中年スーパーマン左江内氏』ドラマ化が報じられたことに、不思議なシンクロを感じます。


 ドラマでは『スーパーサラリーマン左江内氏』と改題されるわけですが、ここはやはり原作どおりのタイトルでやってほしかったです。“スーパーマン”という語を回避したのではないか、と推測します。1983年に『パーマン』がリバイバルされたとき、旧作の“スーパーマン”が“バードマン”に変更される、ということがありました。そのことを思い出すのです。著作権的にどこまでが大丈夫なのかよく知りませんが、少なくともテレビでは“スーパーマン”という表記をタイトルで使いづらいのではないか、と思います。

 
 
中年スーパーマン左江内氏』ドラマ化の記事が載ったスポーツ新聞を近所のコンビニで4紙購入しました。他のスポーツ紙にも載っているのでしょうけど、ウチの近辺ではこの4紙以外は入手が難しいのです。