アニメ『ドラえもん』5月放送分の感想

 アニメ『ドラえもん』の感想がなかなか書けないでいますが、5月放送分については視聴後ちょっと感想をメモしたので、整理してここに載せてみます。


 ●5月12日(金)

 ・「ママをつかまえろ!」
 ・「四次元くずかご」

「ママをつかまえろ!」では、トッカエバーの作用で、姿はのび太のママなのに中身は猫…という事態が生じます。ママが猫の仕草や行動をとるさまに笑いました。
「四次元くずかご」は、捨てられたいろいろなひみつ道具の故障っぷりが見ものでした。全裸になったのび太が局部を隠すため故障したタイムふろしきを腰巻に使います。これは、タイムふろしきが完全に壊れていたからこそ腰巻に使えたのであって、もしタイムふろしきが作動してしまったら、のび太の局部だけ時間が進んだり遡ったりして大変なことになっていたでしょう(笑)

 
 ●5月19日(金)

 ・「自信ヘルメット」
 ・「ガッコー仮面は誰でしょう?」

「自信ヘルメット」は、根拠もないまま過度に自信をもちえたのび太の、実態とはズレた言動がおもしろかった。これは被害妄想とはまるで反対方向へ振り切った状態ですね(^^)“えっへん”という得意げな様子を、のび太がしっかり発声したところで不意にクスッと来てしまいました。
「自信ヘルメット」を観て思い出したのが、二人の藤子先生がテレビ番組で語った“自信”に関するお話です。1983年8月31日、NHKで放送された「おはよう広場 子どもおもしろ講座 藤子不二雄先生の自信をもつには」という番組でのことです。
 藤本先生は「自信がありすぎると自惚れになるし、コンプレックスがバネになることもある」、
 安孫子先生は「100%自信をもってしまうと嫌味になるので、6割は自信があって4割は自信がないほうがが感じがいい」
と発言されました。
 お二人ともが、自信がありすぎることへの警戒を示しておられるのが興味深いです。藤子先生らしいバランス感覚だと思います。
「ガッコー仮面は誰でしょう?」は、原作の「ガッコー仮面登場」から少々改題されました。ガッコー仮面といえば、昨年の夏、名古屋でガッコー仮面に会ったことを思い出さずにはいられません(^^)
 


 
 ●5月26日(金)

・「のび太とアリの女王」

 ドラえもんのび太らがアリのサイズになってからの冒険場面が原作「羽アリのゆくえ」から膨らまされました。スモールライトの光線を1人ずつ順々に浴びていくシーンが颯爽としてカッコよかった!のび太がママに呑まれそうになる大ピンチのシーンもよかったです。
 この話はアリの生態を観察する内容で、アリの巣の断面が映し出されたりします。そういえば「ドラえもんの蟻の国」という飼育キットがどこかにしまってあるはずだ!
と思ったのですが、どこにあるのか分からず、仕方ないので過去にガラケーで撮った写真をアップします♪
 

 
 それにしてもこの話、観ていると無性にアリに感情移入してしまい、毎年のように「アリの巣コロリ」を使用していることが心苦しくなります(^^)