第21回手塚治虫文化賞贈呈式・記念イベント

 5月31日(水)、第21回手塚治虫文化賞贈呈式・記念イベントに出席しました。会場は、朝日新聞社東京本社内の浜離宮朝日小ホールでした。
 
 


 受賞者は以下のとおりです。

マンガ大賞くらもちふさこ氏『花に染む
●新生賞:雲田はるこ氏『昭和元禄落語心中
●短編賞:深谷かほる氏『夜廻り猫』
●特別賞:秋本治氏『こちら葛飾区亀有公園前派出所』40年の連載完結に対して

 
 
 先生がた、おめでとうございます!


 
 藤子不二雄Ⓐ先生の『愛…しりそめし頃に…』のパネルも展示されていました。2014年の第18回手塚治虫文化賞で特別賞を受賞されています。


 
 朝日新聞社内なので、「しつもん!ドラえもん」のポスターも見かけました。



 集英社の堀内社長から花が届いていました。


 
 
 
 
 こんな感じで、受賞された先生がたの関連展示も!


 午後4時ごろから、贈呈式・記念イベントが始まりました。


 ・主催者挨拶 朝日新聞社社長・渡辺雅隆氏
 ・来賓祝辞 手塚眞
 ・選考経過報告 中条省平


 の順で式が進んでいきました。


 そして賞の贈呈です。
 秋本治先生は壇上でも終始場馴れた感じでいらっしゃいましたが、他の先生がたは受賞の挨拶から緊張感が伝わってきました。
 でも、コミュニケーションロボット・アトムとやりとりするコーナーになると、みなさん和んだご様子に。
 
 アトムが山下達郎さんの『アトムの子』を唄って踊った場面は、最高にほのぼのしました。彼は早口の寿限無も披露してくれました。アトムの癒し力に感服です。


 記念イベントのラストは、秋本先生とくらもち先生の対談でした。弓道の取材の話や、昔ジャンプ作家と別マ作家がグループ交流していた話などを楽しそうに語られました。
 くらもち先生は、1970年代、80年代と別冊マーガレットを中心に活躍され、現在まで第一線で描き続けておられる大ベテランの漫画家さんですが、そのたたずまいや話し方がなんともかわいらしく純真な雰囲気でチャーミングでした。


 
 会場内で少女マンガ界のレジェンド、水野英子先生のお姿を見かけたので写真を撮っていただきました!
 そして、タレントの松居直美さんが客席にいらっしゃったので、帰りぎわに握手していただきました♪
 ありがとうございます!!


 
 毎年出席者に手塚キャラクターのピンバッジが配布されるのですが、今年は写楽くんでした!


 手塚治虫文化賞贈呈式・記念イベント終了後は、鈴木伸一先生、しのだひでお先生、マンガ好きの仲間たちと新橋の居酒屋で飲みました♪
 途中から手塚るみ子さんも合流してくださり、鈴木先生(ラーメン大好き小池さん!!)とるみ子さん(らららの娘!!)のツーショットという、貴重で嬉しい光景が目の前で実現しました(^^)
 
 手塚先生との思い出話をはじめ、ディズニーや横山隆一先生、藤子先生、スタジオゼロなどなど、レジェンドなお話をいっぱいうかがえました。お酒も調子よくすすんで、驚くほど楽しい飲み会になりました。
 4時間か5時間かがあまりにもあっという間に過ぎてびっくり。それほど楽しかったし、この場にずっといたいと思えるひとときでした。
 
 
 みなさま、ありがとうございました!