アニメ『ドラえもん』「謎のピラミッド!?エジプト大冒険」

 今晩(9月1日・金)のアニメ『ドラえもん』は、誕生日スペシャル「謎のピラミッド!?エジプト大冒険」が放送されました。
 古代エジプトを舞台にした冒険ストーリーを堪能。あらかじめ日記が古代エジプト人に「上質なパピルス製の予言書」といったふうに理解されるところなど興味深かったです。
 きせかえカメラで写してもらうときドラえもんがふんぞり返ったようなポーズを取ったのですが、それが妙にお茶目で琴線に触れました♪


 藤子・F・不二雄作品で古代エジプトが舞台の話といって私が真っ先に思いつくのが、『T・Pぼん』の「ピラミッドの秘密」と「王妃ネフェルティティ」です。
 
 「ピラミッドの秘密」は古王国時代(第3王朝)、「王妃ネフェルティティ」は新王国時代(第18王朝)が舞台。去年だったか、博物館でネフェルティティ像を見たときは『T・Pぼん』を思い出して感激しました。
 
 


 今晩のドラえもんに、スカラベという虫が出てきました。俗に言うフンコロガシです。古代エジプト人とスカラベの関係については、手塚治虫先生の『ふしぎ旅行記』を読んだとき初めて認識しました。古代エジプト人はスカラベを神のように敬い、そのユニークな生態(一回死んでまた生き返るように見えるところ)からミイラを考えついた、と作品内で説明されているのです。