藤子キャラっぽい名前の馬

 ゴールデンウィーク名古屋競馬場へ行きました。ギャンブルをやらないのでお金を賭けるのが目的ではなく、馬が走るのを生で見ようと思って足を運んでみました。名古屋競馬場がいずれ別の場所へ移転することが決まったようなので、その前に一度行っておこう、という気持ちもありました。
 とはいえ、応援する馬がいたほうがよりレースを熱く見られるだろうと思い、一レースごとに100円だけ馬券を買いました。
 
 
 
 
 
 生で見る競馬は迫力があります。目の前を力強く駆け抜けていく馬たちの姿に興奮しました。


 パドック(下見所)は、馬を間近でじっくり見られるのが楽しいです。
 
 
 大きな身体、美しい毛並、隆起する筋肉、つぶらな瞳に見とれました。


 そんな競走馬のなかには、藤子ファン的に反応してしまいたくなる名前の馬もいました。
 
 
 ・デルマジャイアン。名前の中に「ジャイアン」を含んでいるのだからそれだけで強そうだと思い、馬券を買いました。強そうじゃなくても藤子ファンとして応援したくなります。


 
 ・シシマル。『忍者ハットリくん』の獅子丸を思い出さずにはいられません。私が競馬場に着く前に行なわれたレースに出走したので馬券は買えませんでした。


 1レースにつき100円ずつ馬券を買ったわけですが、ギャンブル目的で競馬場へ行ったわけじゃないので当てることに懸命にはなりませんでした。ほとんど馬の名前だけで決めたので結果は全敗。デルマジャイアンは最下位でした(笑)



 名古屋競馬場にヤギもいました。場内の草を食べる役割を担っているようです。競馬場を訪れた子ども(だけとは限りませんが)と触れ合う役目もあります。
 
 


 ヤギに関する注意書きがなかなか印象的でした(笑)
 
 
 藤子作品で“ヤギが紙を食べてしまう”というと、『大長編ドラえもん のび太とアニマル惑星』の一場面を思い出します。その場面では、アニマル星の住民の白ヤギが、自宅に配達された手紙を食べてしまい、ペリカンの郵便配達員と揉めています。ペリカンは「せっかく配達した手紙を食べちゃうのが悪い!」と言いますが、白ヤギは「手紙なら手紙と食べる前にいってほしかった!!」と抗議。そこにイヌのおまわりさんが駆けつけて「まあまあ、食べちゃったものはしかたがないから。もういちど手紙をくれるよう手紙でたのんだら」と仲裁します。白ヤギは「はいけい黒ヤギさま、さっきの手紙のご用事なあに」と手紙を書き始めるのでした。このシーンは童謡『やぎさんゆうびん』の歌詞をなぞったものです。