「しつもん!ドラえもん」3000回

 6月23日付「朝日新聞」で「しつもん!ドラえもん」の連載が3000回を迎え、むぎわらしんたろうさんと辻村深月さんがドラえもんの魅力について語り合う、ということでコンビニで同紙を買ってきました。
 
 むぎわらさんの「いまも藤本先生の「お手伝い」をしている気持ちです」との言葉が胸に沁みます。
 そして辻村さんの「先生の作品を読んで育ってきたおかげで、時間や宇宙を味方につけられている気がする」も心に響きました。辻村さんはその理由として、「机の引き出しがタイムマシンになっているとか、畳の裏が宇宙とつながっているとか、そういうのが何の抵抗もなく想像できるんです」と語られています。私も『ドラえもん』ひいては藤子作品のそういうところにとても親和性を感じているので、辻村さんの言葉に深々と共感しました。