藤子・F・不二雄先生のお誕生日である12月1日、東京のお台場に「ドラえもん未来デパート」がオープンしました。『ドラえもん』の世界初のオフィシャルショップです。
オープン日に行けず悔しかったのですが、オープンから8日たった12月9日(月)、ついに行くことができました。
けっこう混雑していましたが、平日だったこともあってか、オープン日などに発生した入場制限や整理券配布のようなことはありませんでした。とはいえ、レジ待ちの列はそれなりに長かった……。
店内はどちらを向いても欲しくなる品だらけ。キリがないしお金を使いすぎるのが怖かったので、最高の最高に欲しい!と思える数点だけに絞りに絞ってお買い物しました。
そのお買い物の結果がこちらです。
購入したグッズをひとつひとつ紹介していきましょう。
・ひい木バッジ:ひい木のバッジが商品化されるなんて、ツボをついてくれます。子どものころ「ひいき」という語を知る前に『ドラえもん』で「ひい木」を知った、という藤子ファンの友人と先日お話したばかりです♪
・バタバタフライブローチ(のび太):バタバタフライブローチは、ドラえもん、のび太、しずちゃんの3種が発売されたのですが、ドラえもんは品切れでした。
・ドラ文字マグカップ「ノ」:ドラ文字マグカップはぜんぶで45種類あるそうですが、今回は湧き上がる欲望を抑えながら1つだけに絞って「ノ」を選択しました。だって、絵柄がのろいのカメラなんですもの!!
・正直太郎のぬいぐるみ:これが未来デパートに売っていると知った瞬間から、ぜったいに欲しい!と思っていました。いちばん欲しかった品かもしれません。実際に見てみたら、思ったよりサイズが小さかったし、ちょっとプライズ品みたいな出来でしたが、そんなことは気にしない気にしない(笑)それほど、正直太郎のぬいぐるみが出た!という喜びは大きいのです。
正直太郎といえば、自分が心の中でふと思ったことまで他人にベラベラ話されてしまうのでこれを携帯すると非常に厄介なわけですが、私が入手したこの子は正直太郎にしては無口な性格のようで、たぶん困らされることはなさそうです。
いつか勇気を出して誰かに本音を伝えたいときが来たら、この子を御守りみたいな感じで携行したいです。
私は幼いころ、正直爺さんと意地悪爺さんが出てくる昔話などに触れて「正直とは徹頭徹尾善い事であり、そうあるべき人の姿である」といったイメージを脳に刻みこまれました。ところが、小学生になって『ドラえもん』のコミックスで「正直太郎」を読んだとき「あんまり正直すぎるのも困りものなのだな…」と思い至り、「正直が絶対善というわけではないのだ」と認識を改められました。
そんな子どもの時分の経験もあって、いろいろなおはなしに登場する「正直者」が私の興味の対象になり、たとえばこんな本を読んだりもしました。
・『民話・笑話にみる 正直者と知恵者』(西田知己、研成社)
民話や笑話を主な題材にして「正直者」の人物像とその歴史的な変遷をたどった本です。
・ドラえもん50周年記念3ポケットクリアファイル:未来デパート限定グッズに加え、50周年グッズもひとつくらいは買っておきたいとこれを選びました。
・ネットの画像で見たときから欲しかったミチビキエンゼルやオールシーズンバッジは品切れで残念。そのぶん散財せずに済んだ、と前向きに思っておきましょう(笑)
・ドラえもん未来デパートコインが自販機で売られていました。オープン記念に購入♪
上記のような購入グッズたちと同じくらい手に入れられて嬉しかったのがこれです!
・未来デパートのポイントカードを持てる日がくるなんて!!
レジで店員さんに「ポイントカードを作られますか?」と聞かれたときはテンションが上がりました。
これで自分も未来デパートの会員だ!という気分にひたれましたよ(笑)
東京へ出かけて時間が空いたときふらりと立ち寄れる藤子スポットができてくれて、ありがたく思います。