ちくま文庫『トキワ荘の時代』(著者:梶井純)が2月10日に発売されました。
われわれ藤子ファンには『まんが道』でおなじみのテラさん(寺田ヒロオ先生)の人生の軌跡を掘り下げた、すぐれた伝記です。
テラさんの生涯を通して、トキワ荘の日々や戦後マンガの様相を活写しています。
そんな内容ですから、当然ながら藤子先生の話題も出てきますし、マンガに造詣の深いノンフィクションライター・フリー編集者の中野晴行さんから「この本の読みどころは棚下照生先生の部分です」と直接教えていただいたので、その点も注目しながら再読してみようと思います。
このたび発売されたちくま文庫『トキワ荘の時代』は、1993年に刊行されたちくまライブラリー『トキワ荘の時代 ー寺田ヒロオのまんが道』を文庫化したものです。
皆さまもこの文庫化を機に読んでみてはいかがでしょうか。