藤子不二雄Ⓐ先生、86歳のお誕生日おめでとうございます!
末永くずっとお元気でおすごしください♪
私は末永くずっとファンでいさせていただきます☆
藤子Ⓐ先生のお誕生日に、この一冊を読み返しました。
『新 忍者ハットリくん』の第一話目となる「ケン一氏は名コーチでござる」は、思いっきりゴルフネタで、Ⓐ先生の趣味全開のお話です!
ハットリくんのクラブの握り方が独特で、さまになっていて、じつにカッコいいです♪
この話の冒頭シーンで、ケン一氏は夢子ちゃんを誘ってあっさり断られ、家に帰るなりママに「なにかまたくだらないことを考えてる顔よ」と簡単に見抜かれて、初っ端からケン一氏らしさがだだ漏れです(笑) 『忍者ハットリくん』新シリーズ第1話目の冒頭で、ケン一氏はそのキャラをただちに露呈させているわけで、そこがまたなんともケン一氏らしくてニントモカントモ……なのであります(笑)
さて、 今年の藤子Ⓐ先生のお誕生日お祝い画像に使ったのは、数日前に実家で発掘したアニメ『忍者ハットリくん』のセル画です。そして、いま述べたとおり、読み返した作品も『忍者ハットリくん』です。
どうして、そうしたのか。
セル画を発掘したばかり!ということもありますが、それ以上に、先日こんな体験をしたからです。
2月22日(土)のことです。
名古屋市千種図書館で多文化共生座談会「外国につながる子どもから大人までの学びへのサポート ~日本語・暮らし・文化~」というイベントが開催されました。
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_gyouji/entries/20200303_02.html
・開催日時:2020年2月22日(土曜日)午後2時~3時
・場所:千種図書館 1階 集会室
・対象:だれでも
・定員:30名(早く申し込んだ人から参加できます)
この多文化共生座談会に、私も参加しました。
そこで行なわれた講演では、中国出身の高3男子・薛少楓くんと、ネパール出身の大学2年女子・レグミウサさんが、日本へ来た経緯から日本に住んでからの体験などを日本語で語ってくれました。とくに、日本へ来る前に抱いていた日本のイメージや、来日してからの日本語の習得をめぐる苦労と工夫のお話が興味深かったです♪
そのイベント後、会場に残ってネパール出身のレグミウサさんとお話させていただいたら、ネパールに住んでいたころは『ドラえもん』をまったく知らず、来日してから知った、と聞きました。アジア地域で広く人気を得ている『ドラえもん』ですが、ネパールではあまり知られていない模様です。
レグミウサさんによれば、日本人や日本のキャラクターのうちで誰がネパールで最も有名かといえば、忍者ハットリくんとのこと。
ネパールでは無料で観られるTVチャンネルが50ばかりあって、そのうちの40ほどがインドのチャンネル。だから、インドで放映されているヒンディー語版のアニメ『忍者ハットリくん』をよく観ていたそうです。
そんなわけで、『忍者ハットリくん』の話題でちょっと盛り上がりました。
レグミウサさんと『忍者ハットリくん』の話をしていたら、横にいたレグミウサさんの妹さんが「ケン一が好き!」と話に入ってきてくれました。
期せずして『忍者ハットリくん』トークができて嬉しい限りでした。
そんな体験があったので、本日、藤子不二雄Ⓐ先生のお誕生日に取り上げる作品として『忍者ハットリくん』を選び、とくにケン一氏に注目したのでした♪