6月1日から郵便局のネットショップで「ドラえもんレインアイテム」が発売開始されました(あっという間に在庫切れになってしまったようですが…)。
そして、本日(10日)私の住む東海地方が梅雨入りしました。
そんな梅雨入りしたタイミングで、ドラえもんレインアイテムをひとつひとつ紹介しましょう。
なんといっても、まず心をつかまれたのはこの品!
ドラえもんと握手できる折りたたみ傘です!!
握り手がドラえもんのペタリハンド風になっているだけでも胸が高鳴るうえ、傘の中央はドラえもんの鼻や尻尾を思わせる赤い丸、そして全体に「ねがい星」(てんコミ10巻収録)のラストシーン“飴の雨”がちりばめられています。
ポーチとトートバッグにも“飴の雨”がデザインされています。
ポーチの“飴の雨(スパンコール)”はシャカシャカ動きます。ドラえもんとのび太に雨の飴が大量に降り注ぐみたいに見えて、じつに夢があって、キラキラと美しい光景を楽しめます。
ねがい星は、願い事を確実に勘違いしてかなえてくれるひみつ道具です。たい焼きを願えばタイヤと木を出し、香水を願えば洪水を起こし、雨を願えば飴を降らせる……。
こうして見ると、ねがい星は勘違いしてるんじゃなく、ただダジャレ好きなだけなのかもしれません(笑)
長傘と珪藻土傘置きのデザインは、てるてるぼうず姿のドラえもんです♪
このてるてるぼうず姿のドラえもんは「天気決定表」(てんコミ12巻収録)に出てきます。出てくる……といっても、お話の本編に出てくるのではありません。本編の最後のコマの下に空いた欄外スペースのカットとして描かれているのです。
雑誌初出時にはこのスペースに宣伝か予告かそのようなものが載っていたはずです。それがコミックス収録時には省かれるので、その空いたスペースを飾るため藤子F先生がカットを描かれたのです。ほかのお話でもこういうカットはよく見られます。
ともあれ、そんな空白を補うために描かれたてるてるドラが、グッズのデザインとして日の目を見たのです。レインアイテムなのに「日の目を見た」という言い方は変かもしれませんが(笑)
そんなてるてるドラの下のほうを見ると、逆さまになったてるてるぼうずがいます。これが“ルテルテぼうず”だと気づいたときは、ちょっと興奮しました。
ルテルテぼうずは、「天気決定表」のお話のなかに登場します。のび太が、絶対に雨を降らせるてるてるぼうずとしてでっち上げたものです。友人たちはルテルテぼうずの効果で雨が降ったと信じたようですが、本当は天気決定表というひみつ道具を使って雨を降らせたのです。
ルテルテぼうずは、のび太お手製の単なる逆さまのてるてるぼうずなのです。
そして、てるてるぼうず姿のドラえもんがまさかの立体化!
これだけ可愛らしいと、どんな天気でもいいからさっそく窓辺に吊るしてみたくなります☆
これらのアイテムが、これから続く梅雨時を楽しいものに変えてくれそうです♪