「久しぶりの藤子・F・不二雄ミュージアム」と題して【その1】から【その5】までレポートしてきました。
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この日(12/16)は藤子・F・不二雄ミュージアムをほぼ閉館時刻に退出し、生田駅に移動しました。
生田駅のすぐ前にある「ひろ寿司」へ行ったのです。
この寿司屋さんは、二人の藤子先生が二人ともそれぞれ行きつけにされていた(Ⓐ先生は今も行かれている)お店なのです。
私がひろ寿司へ行くのはこれが2度目。1度目は2015年7月のことでした。そのとき、店内にF先生が描いたドラえもん直筆色紙が飾ってありました。
これは、2015年に行ったとき撮った写真です。
今回行ったら、そのすぐそばにⒶ先生の色紙が加わっていました!
Ⓐ先生が描かれたのはオバQ!色紙を描かれているときの写真も貼られています。
F先生とⒶ先生、お二人の色紙を同時に眺めると“2人で1人の藤子不二雄”が感じられて胸熱です。
こんな新聞記事も飾られています。
F先生は日曜の昼下がりにひろ寿司を訪れ、好物は中トロと穴子だったとか。
私もF先生に倣って中トロと穴子を最初に注文しました。
とてもとても美味しかったです。口のなかで旨味が広がる感じ。さすがはF先生の好物です。
その後は、私の好物である「まぐろ三昧」を食べました。
Ⓐ先生は魚介類が苦手とあって、寿司屋へ来ながら、もっぱらお酒を飲んでおしゃべりしておられるそうです。
私もⒶ先生に倣って?お酒を何杯か飲みました(笑)
お店の大将から、F先生、Ⓐ先生がお店へ来られたときのご様子などをうかがいました。
F先生はほとんどしゃべらず黙々とお寿司を食べ、お店の人とコミュニケーションをとるのはほとんど奥様だったそうです。先代の大将が藤本家と懇意にしており、先代大将の体格がF先生とほぼ同じだったことから、F先生が亡くなったあと奥様がF先生の礼服を譲ってくださったのだとか。
Ⓐ先生は、先述のとおりもっぱらお酒を飲んでおしゃべりされているわけですが、来店前すでに成城あたりで飲んで酔った状態で来店されることが多いそうです。
酔った状態でひろ寿司へ来てひろ寿司でもまた飲んで酔って、たまたまその場にいるお客さんとでも気さくにおしゃべりして店を出て行かれるのです。
色紙にオバQを描かれたときもベロンベロンの状態だったとか。
そんなふうに、2人で1人の藤子な気分でお寿司を食べられて、じつに幸せなひとときでした。
ひろ寿司を出たら電車を乗り継いで新横浜駅へ移動。新幹線で愛知への帰途についたのでした。
コロナ禍になってから初の関東遠征は、このように締めくくられたのです。