落語「長短」とドラえもん「のろのろ、じたばた」

 本日(10/17)付「中日新聞」朝刊の一面コラム「中日春秋」冒頭で、落語「長短」が少し紹介されています。やたら気の短い男と気の長い男のやりとりがおかしい噺です。

・10月17日(月)付「中日新聞」1面掲載「中日春秋」冒頭部分より引用

 

 落語「長短」を藤子ファン的に見れば、『ドラえもん』の一編「のろのろ、じたばた」(てんとう虫コミックス5巻などに収録)のベースとなった噺である、ということが真っ先に頭に浮かびます。

 今回のコラムで気の短い男が言った「火をつける前に(煙草を)はたいちゃう」というセリフがとりあげられています。このセリフを聞けばただちに頭をよぎるのが、「のろのろ、じたばた」で発したドラえもんの次の傑作セリフです。

 

 「やきいもは、食べるまえにおならをする」

 

 朝刊を読んでこのセリフを思い出してふとクスッとしてしまう……そんな瞬間のあった今日の朝でした。

 

(藤子Fマンガでは、『21エモン』の「ノロノロ・チャカチャカ」も「長短」にインスパイアされた作品です)