今月4日ごろ発売された「ジャンプスクエア」10月号掲載の『PARマンの情熱的な日々』第23回は、北見けんいちさんとちばてつやさんが漫画賞を受賞したというトピックを切り口として、このお二人と藤子A先生の交友エピソードが綴られています。北見けんいちタッチで描かれた藤子A先生の似顔絵が楽しいです。
『PARマンの情熱的な日々』は次号で連載満2年を迎えます。「ジャンプスクエア」で執筆している漫画家のなかでは明らかに年齢が突出していて、誌面のなかでここだけ別世界みたいな藤子A先生の連載ですから、いつまで続くのか心配な面もありましたが、今となってはもう「ジャンプスクエア」に載っていて当たり前の空気感になっています^^ 今後もずっと続いてほしい連載です。
7人の熱烈な藤子Aファンが、座談会の形式で藤子A作品についてとことん論じ合った本『藤子不二雄Aファンはここにいる Book1 座談会編』の発売日がいよいよ今週金曜日(11日)に迫ってきました。
企画が立ち上がってから本の完成・発売まで1年という長丁場の仕事になりましたが、それだけ時間をかけて作ってきた本がついに流通に乗ることになると思うと、じつに感慨深いです。
今日は本書の目次をアップしてみます。
プロローグ ―自己紹介・好きなA作品・フェティシズム―
『まんが道』 ―“師”を持つことの素晴らしさ―
『少年時代』 ―エンターテインメントとしてだけではない何か―
本格的ギャグマンガ ―『忍者ハットリくん』『怪物くん』『フータくん』など―
先鋭的ギャグマンガ ―『黒ベエ』『仮面太郎』『マボロシ変太夫』など―
ブラックユーモア短編 ―『マグリットの石』『水中花』『ひっとらぁ伯父サン』など―
『劇画毛沢東伝』 ―中華人民共和国の青春時代を思う―
プロローグの段階で話が止まらないほど盛り上がったため、「プロローグ」という短そうな章題のわりにはかなり長くなっています。それほど、藤子Aマンガについて論じることの喜びが最初からあふれているということですね^^
本書では目次に出てこない様々な藤子A作品にも言及していて、以前にもお伝えしたように、およそ100ほどの藤子Aマンガのタイトルが登場します。
『藤子不二雄Aファンはここにいる Book1 座談会編』は、復刊ドットコムで予約受付中です。
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68312506&tr=m
【書名】藤子不二雄Aファンはここにいる Book1 [座談会編]
【編著者名】稲垣高広
【出版社】社会評論社
【判型】四六判・並製
【頁数】304頁
【発売日】9月11日(金)
【定価】1900円+税
アマゾン、セブンアンドワイなどのネット書店での取り扱いが始まったようです。
・セブンアンドワイ
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32307572
・ビーケーワン
http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?keyword=%E8%97%A4%E5%AD%90%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E9%9B%84A%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3&storeCd=&searchFlg=9&x=40&y=4