3月5日、「ドラえもん総集編」2021春号が発売されました。
春にちなんだお話7編をはじめ全部で42編のエピソードが掲載されています。
・春のお話編:7編
・じーんとくる感動話編:9編
・ゲラゲラ爆笑編:26編
巻頭に折り込まれている「ひみつ道具どこかな!?」は、原作の数々の愉快なカットが一つの風景内に大集合したポスターみたいになっていて実に楽しいです。
声優の菅谷政子さんが亡くなった、と報じられました。
2021-03-03 14:47
声優の菅谷政子さん、病気療養中に死去 享年83歳 『パーマン』ガン子役など
声優の菅谷政子さんが2月25日、死去した。享年83歳。所属事務所が2日、公式サイトで発表した。事務所によると、葬儀・告別式は親族のみで執り行われた。
公式サイトでは「弊社所属、菅谷政子 は(享年83)病気療養中のところ 令和3年2月25日永眠いたしました」と報告。「ここに生前に賜りましたご厚誼に深謝し、謹んでご報告申し上げるとともに故人のご冥福をお祈りいたします」とした。
https://www.oricon.co.jp/news/2186134/full/
菅谷さんは、藤子アニメでもおなじみの声優さんです。古くはモノクロ時代の『パーマン』でガン子、『ウメ星デンカ』でウメ星王妃の役をやられています。
私がリアルタイムで親しんだ役は、『映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のロップルくんや『忍者ハットリくん』のケン一氏。とくにケン一氏のイメージが圧倒的に強いです。明るく元気だけど甘ったれで気弱でわがままなところのあるケン一氏…。そんな彼の性格と菅谷さんの声が自然と共鳴して“相変わらずのケン一氏”であり続けてくれました。
藤子Ⓐキャラの役ということでは、2作目の『怪物くん』でハニワくんを、特番の『プロゴルファー猿』で中丸を、『フータくん』のフォノシートでフータくんの声を演じたりもなさっています。
菅谷さんのご冥福を心よりお祈りします。
1月23日ごろのことです。文藝春秋さまから新刊『タイニーストーリーズ』(原作 山田詠美、作画 内田春菊)をご恵贈いただきました。
ありがとうございます!
山田詠嘆ワールドを内田春菊タッチで読むなんて、なんと艶っぽい体験でしょうか!
ひとつひとつの短編に登場するそれぞれの女性たちが抱えた感情や秘めた出来事に心がざわつき、わななきました。
読み終えてみると、壇蜜さんの帯コメントが言い得て妙だなあと感じられてきます。
この作品集の原作者である山田詠美さんも、マンガを執筆した内田春菊さんも、藤子不二雄Ⓐ先生と交遊をお持ちです。いわゆる飲み友達ですね♪
山田詠美さんといえば、2013年発売の彼女のエッセイ集『熱血ポンちゃんから騒ぎ』(新潮社)の表紙画を藤子Ⓐ先生が手掛けておられます。詠美さんの絢爛たるお姿が華麗なる藤子Ⓐタッチで表現されています。
こうして藤子Ⓐ先生画の詠美さんのお顔を眺めていると、詠美さんの容貌は藤子Ⓐ先生好みの美人さんだなあと思えてきます。
同じ2013年に復刊ドットコムから発売された藤子Ⓐ先生の単行本『愛たずねびと』で詠美さんが解説を担当したことも思い出されます。
そして、2013年には私が詠美さんのサイン会に参加する、なんてこともありました。
というわけで、2013年は例年と比べ山田詠美さん関連の事象と接する機会が多い年となったのでした。
内田春菊さんとの交遊については、藤子Ⓐ先生から直接お話をうかがったことがありますし、秋田文庫『シャドウ商会変奇郎』第2巻(1994年発行)巻末の解説で春菊さんが言及していることも印象深いです。
春菊さんのその解説によると、藤子Ⓐ先生は春菊さんが描いたホステスのマンガ『水物語』を読んで「主人公が彼女に嫌われていく感じがわかる気がする」といった感想を持たれたそうです。春菊さんは「安孫子先生はとてもピュアな女性観をお持ちだという感じがする」と書いています。
また、春菊さんは「『呪いのワンピース』という、綺麗なワンピースに魅せられた少女たちが次々と不幸になる漫画を描いたときも、安孫子先生の企画で美しいアニメーションに仕上げていただいた」というエピソードを紹介しています。藤子Ⓐ先生は『呪いのワンピース』について「読んだときから映像などの何かにしてみたかった」とおっしゃっていたそうです。
残念ながら私は、アニメ『呪いのワンピース』を観ていないのですが、以前このアニメについて調べてみたら、藤子Ⓐ先生原作のアニメ『笑ゥせぇるすまん』『さすらいくん』などを番組内の一コーナーとして放映していたバラエティ番組「ギミアぶれいく」(TBS系)の枠内で放映されたようです。オンエアされたのは1992年8月25日のことで、『呪いのワンピース 祐子/香穂理/美智代』という3部構成だった模様です。
「ギミア・ぶれいく」の準レギュラー出演者だった藤子Ⓐ先生が、ご自分の受け持つコーナーで『呪いのワンピース』アニメ化を企画されたのかなあ…と推測しております。
本日(3/1)発売の「幼稚園」4月号。付録に強く魅惑されて買ってしまいました😄
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』の一番くじを自宅で思うぞんぶん引けちゃうんですもの!こんなの欲しい衝動にかられまくりますよ(笑)
まだ組み立てていませんが、A賞からF賞(+ラストワン賞)まであって、本格的な一番くじごっこを楽しめそうです。
本物のくじ券が66枚入っていて、賞品は67個。その賞品もすべて付録です。
A賞 どこでもドア ポスタースタンド×1
高さ30センチの組み立て式紙製のビックスタンド!フォトスタンドにもなります!
B賞 スモールライトえんぴつ×1
スモールライトのデザインの本物えんぴつ!
C賞 ショックガン わごむでっぽう×1
組み立て式紙製の輪ゴム鉄砲です。
D賞 ジャイアン サイン色紙×2
ジャイアンのオリジナルサイン!
E賞 スタンドフィギュア×24(12種類)
組み立て式紙製のスタンドフィギュアです。
F賞 ダイカットシール×37(18種類)
キャラクターたちのシールです。
ラストワン賞 ビッグライトえんぴつ×1
ビッグライトのデザインの本物えんぴつ!
こんな面白い付録がついてしまったのですから、「幼稚園」の対象年齢からきわめて大幅に著しく外れた私ですが「買うしかない!」という思いにとらわれました。
「幼稚園」は、私の藤子ファンとしての個人史において一つの起点となった、重要な雑誌なんですよ。
私が未就学児のころ「幼稚園」に連載されていた『モッコロくん』こそが、生まれて初めて「このマンガ好き!」とはっきり自覚した藤子マンガなのです。
そんな大切な雑誌の最新号を久しぶりにわが家にお迎えできて、ちょっと感慨深いです♪