「古道具きょう争」を思い出した日

 11月16日、岐阜県恵那市岩村城下町を歩きました。

 

 アンティークショップが何軒か目にとまったのですが、最初に入った、振り子時計が壁にたくさんかかった店に2種のドラえもん時計が置いてあって、目を引かれました。

 このアンティークショップの店内を見てまわっていると、

 たくさんの振り子時計のほか、複数の蓄音機やデルビル磁石式壁掛電話機もあって、藤子ファンとしては『ドラえもん』の「古道具きょう争」(てんとう虫コミックス1巻)を思い出さずにはいられませんでした。これらのアンティーク品が出てくる話なのです。

 店の天井から吊り下げられたこの品を見つけたときは、ただちにハリ千本バッジを思い出しました。

 ハリ千本バッジは「ハリ千本ノマス」(てんコミ10巻)に出てくるバッジ型のひみつ道具です。このバッジをつけているとき誰かに嘘をつかれると、バッジが「ノマスー」とうなり、すると相手はその嘘を本当のことにしなければならなくなります。

 

 別のアンティークショップでもこんなドラえもんを見かけました。


 アンティークショップではなかったと思いますが、おきあがりポロンちゃんを道から見えるところに展示している店がありました。おきあがりポロンちゃんは、ドラえもんのデザインのモデルとなった玩具です。

 なんとホラーテイストなポロンちゃん😂

 そのポロンちゃんの隣にも別のポロンちゃんがいました。

 この耳のついた被り物は、『魔太郎がくる!!』に登場する悪魔のような赤ん坊・切人とイメージが重なります。

 もちろんポロンちゃんのほうは悪魔ではなく天使のようですが😅