7月12日、名古屋の針金細工作家さんのお店へ行く機会がありました。
自宅を出たときは、このお店へ行くことになるとは思ってもいませんでした。そもそも、このお店のことをこの日まで知りませんでしたから。ご縁があって成り行きで行くことになったのです。
店内にはところ狭しと針金細工作品が飾られていて、上を向いたり下を向いたりしつつ楽しく眺めることができました。
その場で作品をリクエストできるということで、せっかくなので何か作ってもらおうと思ったものの、次の用事があってお店に長居はできません。そこで、非常にシンプルなものを注文することに。
藤子不二雄先生がサインで使っていたMoマークを金色の針金で作ってもらったのです。
Moマークの参考画像として、私が高校生のときファンレターのお返事としていただいた藤子先生の直筆サイン入り葉書を載せます。
「藤子不二雄」のサインに添えられた「Mo」を針金で作ってもらったわけです。(葉書にいるドラえもんはスタンプです)
ここで、このMoとは何なのかを説明しておこうと思います。
結論から言えば、Moは「藤子不二雄」を意味する記号です。
Mは富士山の形、oは富士山の麓にある湖の形を記号化しています。象形文字のようなものですね。そう見れば、Moを「富士(フジ)湖(コ)」と読めます。
そして、Mをふたたび「フジ」と読み、oのほうを湖じゃなくローマ字のoと見なせば、Moで「富士(フジ)o(オ)」と読めることになります。
それをトータルすれば、Moの読みは「フジコフジオ」となり、Mo=藤子不二雄ということになるわけです。
私はそのことを、1980年代に活動していた藤子不二雄公認ファンクラブ「ユートピア」の会誌で知りました。
で、先ほどの針金細工の話に戻りますが、今回作ってもらった針金Moを別角度から見るとこうなります。
oM。コンビを解消してから藤子・F・不二雄先生が使っていた記号になるのです😄
このoMは、藤子プロのロゴにも使われています。