『のび太の新恐竜』上映時のおまけ映像でおおかた予想できていましたが、本日(11/16)、来春の映画ドラえもんの情報が発表されました。
公開日は、2021年3月5日。
タイトルは、『のび太の宇宙小戦争2021』です。
1985年に公開された『のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品となります。最近の映画ドラえもんは4年連続でオリジナル作品でしたから、久々のリメイクです。
■『のび太の宇宙小戦争2021』公式サイト
■コミックナタリー:「映画ドラえもん」新作は「のび太の宇宙小戦争 2021」、主題歌はヒゲダン
https://natalie.mu/comic/news/404819
監督をつとめるのは、『のび太の月面探査記』で演出を担当した山口晋さん、脚本は佐藤大さんです。
2017年8月4日のテレビシリーズ『ドラえもん』で「天井うらの宇宙戦争」(てんコミ19巻、F全集8巻)が放送されましたが、このとき絵コンテ・演出を担当していたのが山口晋氏だった…とSNSで書いておられる方がいました。「天井うらの宇宙戦争」は『のび太の宇宙小戦争』の原点的な話のひとつですから、山口晋さんが『のび太の宇宙小戦争』のリメイク版で監督をつとめるのは、まことにナイスな抜擢だと思います。
さらにSNSを見ていくと、脚本の佐藤大さんに期待する声もかなりありました。『のび太の宇宙小戦争』のリメイクはしてほしくなかったけれど脚本が佐藤大さんなら話は別!とおっしゃる方もいたくらいです。
そうやって「監督:山口晋、脚本:佐藤大」に対する皆さんの驚喜や感嘆や期待の言葉を拝読していると、このコンビによる『のび太の宇宙小戦争』のリメイク版を観られることが実に幸せなことのように感じられてきました😊
主題歌は、Official髭男dismの『Universe』です。前に、次の映画ドラえもんの主題歌を担当するアーティストを友人と予想し合ったとき、私はKing Gnuやback numberを挙げました。当然のごとく予想は外れましたが、でも着眼点は悪くなかったような……気がしないでもありません😂
私のなかで『のび太の宇宙小戦争』は武田鉄矢さんが歌う主題歌『少年期』の印象と分かちがたく結びついていますが、そんな私の印象とは関係なく思い切り楽ませてくれるような、今世紀の新たなイメージを帯びた新生『のび太の宇宙小戦争』に期待したいところです。
(『のび太の宇宙小戦争2021』が『少年期』のイメージを超克するような新しい傑作になってくれることを願いつつ、もし『少年期』を挿入歌に使うファンサービスがあったりしたら、それはそれでがウレシイです😆)
予告動画も公開されています。
https://natalie.mu/comic/gallery/news/404819/media/56079
パ、パピに前髪が!?
髪ばかりか親指も生えています😆
このパピのルックス、まだ見慣れていないので違和感をおぼえるところもありますが、見ているうちに慣れてくると思います。
入場者特典の「ロコロココミック」がサイコーです(笑)
のび太やドラえもんが部屋で何気なく読んでいる架空のマンガ雑誌(たとえば「ゴロゴロコミック」)が実物化したような面白さを感じます。
前に当ブログで告知したとおり、11月25日発売の「映画ドラえもん超全集」で特集される42作品のうち、私は3作品について文を書かせていただきました。
じつは、3作品のうちの一つが『のび太の宇宙小戦争』なのです!
そんな『のび太の宇宙小戦争』のリメイクを来春劇場で見られることになるとは、なんとうれしい巡り合わせでしょうか‼
「映画ドラえもん超全集」の『のび太の宇宙小戦争』のページでは、「身体サイズの著しい差」「身体の縮小・復元」によって生じる面白さ、各種メカやロコロコの魅力などにスポットを当てており、リメイクでその辺のところがどう描かれるか確認・比較する楽しみもありそうです。
それにしても、8月に『のび太の新恐竜』、今月(11月)『STAND BY ME ドラえもん 2 』、そして来年3月には『のび太の宇宙小戦争2021』とおよそ8ヶ月のあいだに『ドラえもん』の映画が3本も劇場公開されるという、すごいラッシュぶりです。