「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」シーズン2の全8タイトルが明らかに

 きのう(2/21)「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」シーズン2で放送予定の8作品のうち未発表だった4作品のタイトルが追加発表されました。
 と同時に、8作品の出演者も判明しました。

 すでに発表されていたタイトルが

「アン子 大いに怒る」

「鉄人をひろったよ」

「いけにえ」

「あいつのタイムマシン」

 の4作品でした。

 

 そして、このたび追加発表されたのが、
「旅人還る」

「マイシェルター」

「じじぬき」

「3万3千平米」 

 となります。

 詳しくはこちらを。
 https://www.nhk.jp/g/blog/53fcuf266jdc/


 TVドラマであの壮大な、あまりにも壮大な「旅人還る」をやってくれるんですね! あの気の遠くなる感覚をどう表現するのだろう。チクバはCGだろうか。と、いろいろ楽しみが膨らみます。

 「3万3千平米」の出演者に劇団ひとりさんの名が! 開発局用地課に所属する謎の人物の役でしょうかね。そうだとしたら、ものすごく似合いそうです。奇妙な交渉シーンが目に浮かぶよう。
 「じじぬき」の泉谷しげるさんもインパクトを残すだろうなあ。

 

 1986年に「月曜ドラマランド」の枠で放送された「藤子不二雄赤毛のアン子」でアン子役だった荻野目洋子さんが今度の「アン子 大いに怒る」にも起用される!というのも注目ポイントです。

 1986年のドラマをリアルタイムで観た者として、ちょっと胸躍るものがあります。今度はアン子じゃなく、おそらくお母さん役でしょうけど、こういう遊び心のあるキャスティング、じつに好きです。

 どうでもいい話ですが、佐倉魔美の原型であるアン子の役をやった荻野目洋子さんは佐倉市の親善大使なんですよね😄

 

 荻野目洋子さんといえば、1986年3月3日放送の「月曜ドラマランド」ひな祭り特別企画「藤子不二雄の夢カメラ」(の第2話)でも主演をつとめています。「赤毛のアン子」よりもこちらが先ですね。

 この番組こそが、藤子・F・不二雄先生のSF短編を原作とした史上初めてのドラマです。その意味では記念すべき番組ですが、内容的には原作から掛け離れた、オリジナル色の強いドラマでした。

 荻野目洋子さん主演のドラマ「藤子不二雄赤毛のアン子」は文化の日特別企画として「月曜ドラマランド」の枠で1986年11月3日に放送されたわけですが、その翌年の5月4日、子供の日特別企画として同枠で放送されたのが『藤子不二雄のバケルくん』です。

 主演は畠田理恵さん。のちに将棋の羽生善治さんと結婚することになるアイドルです。

 話がなんだか「月曜ドラマランド」へとズレてしまいましたが、とにもかくにも「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シーズン2は、NHKBSにて2024年4~5月、全8話で放送されます。
 楽しみに待ちたいです。