映画『のび太と銀河超特急』を大スクリーンで鑑賞

 1月24日(金)から「シリーズ45周年記念!映画ドラえもんまつり」の2週目がスタートしています。その初日に名古屋の映画館で『のび太と銀河超特急』を観てきました。

 宮沢賢治銀河鉄道の夜』→松本零士銀河鉄道999』の流れをつぐ“宇宙空間を走るSL列車”の美しく不思議なイメージ。それを1996年の公開時以来ひさしぶりに劇場の大スクリーンで味わえてじつに楽しく2025年宇宙の旅ができました。

 

のび太と銀河超特急』が公開された1996年は宮沢賢治生誕100年の年でした。

 

 今回『のび太と銀河超特急』を大スクリーンで再見してみて、宇宙空間を走るSL列車の光景にワクワク、車掌さんがシンプルなニコニコ顔でじつにカワイイ、単独で坑道探検した勇敢なジャイアンよアッパレ!なんてことを感じました。
 ジャイアンが坑道からSLとともに忍法壁ぬけで脱出するシーンはやっぱり胸が熱くなったな。

のび太って、映画になると急にカッコいいこと言うんだから」とスネ夫に言われたのび太はじっさい射撃で大活躍してカッコよかった!ドラえもんも射撃大会で合格して、なにげに射撃がうまいんですね。

 

のび太と銀河超特急』に出てくるテーマパーク「ドリーマーズランド」周辺の小惑星には「忍者の星」「西部の星」「メルヘンの星」「恐竜の星」「怪奇と伝説の星」といった冒険コースがあります。それについて藤子・F・不二雄先生は「子供の好きなもののオンパレード」とおっしゃっていたのですが、私は「F先生が好きなもののオンパレードだな」と思ってしまいました😄
 藤子F先生の中にずっと息づく子ども心が歓喜するもののオンパレード、と言ったほうがより適切でしょうか。

 

「恐竜の星」における恐竜の描かれ方を見ると、『のび太と銀河超特急』が映画『ジュラシック・パーク』以後の作品であることを強く感じます。『ジュラシック・パーク』は1993年、『のび太と銀河超特急』は1996年の公開。『ジュラシック・パーク』の衝撃がまだホットに残っていた時期ですね。

 

「恐竜の星」のガイドが小池さんそのもの、「メルヘンの星」の小さな妖精ロボットの髪型が魔美、「忍者の星」のジャイアン&スネ夫が着る忍者装束がハットリくん&シンちゃんのそれを思わせ、私の藤子ファン心がピクンと反応しました。

「忍者の星」でジャイアンが忍法修行をしたこと、「西部の星」でのび太が射撃の腕をふるったことが、終盤のシーンで彼らが危機を救うことになる伏線になっているのもポイントです。
“危機を救う”とは具体的に、ジャイアンが坑道から忍法壁ぬけで脱出してSLを持ってきたこと、のび太がシャボン液のスプレーを銃のように使ってヤドリ天帝を倒したことを指します。

 

 あと印象深かったのは、「恐竜の星」のシーンで大山のぶ代さんの歌う「ぼくドラえもん」が流れたとき。意外なくらい胸が躍りました♪

 そしてラスト、まもなく太陽系第三惑星に到着しますと車掌さんが言った瞬間、この旅の終わりを感じて目頭が熱くなったのでした。