小学館から「『藤子・F・不二雄大全集』第3期刊行の挨拶」が届きました。
同封のパンフレットに、第3期の刊行ラインナップが掲載されています。
●第3期全34巻(全34巻揃い定価:58485円税込)
全巻申込みは、7月25日スタート。9月22日までに申込むと「第3期特製オリジナルポストカード5枚セット」プレゼント。
全巻申込み特典は、F先生の描いたイラストや挿絵を集めたプレミアム画集「F.ART(エフアート)」。申込み締切は2012年1月31日。
●刊行ラインナップ
・2011年9月
ドラえもん15
新オバケのQ太郎1
T・Pぼん1
・12月
大長編ドラえもん4
ウメ星デンカ2
SF・異色短編2
・2012年1月
新オバケのQ太郎2
モジャ公(たのしい幼稚園版は初単行本化。初出扉絵も収録)
・2月
ドラえもん17
ウメ星デンカ3
中年スーパーマン左佐内氏/未来の想い出
・4月
ドラえもん18
SF・異色短編3
すすめロボケット1
・5月
新オバケのQ太郎3
初期SF作品(海底人間メバル、幽霊ロケット、恐怖のウラン島などを収録)
・6月
ドラえもん19
すすめロボケット2
チンタラ神ちゃん
・7月
新オバケのQ太郎4
SF・異色短編4
・8月
大長編ドラえもん6
すすめロボケット3
・9月
ドラえもん20
UTOPIA最後の世界大戦/天使の玉ちゃん
第3期も楽しみな作品が盛りだくさんです。私のツボは、既存の単行本では削除されていた『モジャ公』の扉絵が収録されること、バラバラにしか読んだことのなかった『すすめロボケット』を単行本でまとめて読めること、『ベラボー』が単独で1冊の単行本になること、などなどです。
2012年5月発売の『初期SF作品』は、これまで単行本に収録されたことのないレアな初期SF作品がいろいろと収録されそうで、どんな作品が並ぶか楽しみです。
通巻100冊目が『UTOPIA最後の世界大戦/天使の玉ちゃん』になります。藤子先生のデビュー作としてタイトルだけは知られている『天使の玉ちゃん』がいよいよ単行本に収録されて日の目を見ます。その1冊を100巻目に持ってくるところが心憎いです。この巻に、昭和20年代後半に発表されたいくつかの最初期作品(『西部のどこかで』『三人きょうだいとにんげん砲弾』など)が収録されるのだろうか?
刊行ラインナップを見渡すと、収録漏れの作品がまだまだたくさんあるので、気の早い話ですが、第4期もぜひとも刊行されてほしいです。