ハットリくんや怪物くんや喪黒福造など数々の藤子不二雄Ⓐキャラクターのモニュメントやパネルが設置されている富山県氷見市の「まんがロード」に、新たなモニュメントが加わると発表されました。
●中日新聞（富山）2022年2月9日 05時00分 (2月9日 10時53分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/415280
めでたく新たなモニュメントに選ばれた藤子Ⓐキャラは、なんと黒ベエ！
・2019年に開催された藤子不二雄Ⓐ展富山会場で撮影した『黒ベエ』の原画
藤子Ⓐブラックユーモアの傑作『黒ベエ』に登場する意地の悪いひねくれキャラが黒ベエですから、そんな闇を帯び影の濃いダークなキャラが観光スポットに選ばれるとは、 なんと素敵で痛快で果敢な抜擢でしょう！
数ある藤子Ⓐ作品からどんな理由で『黒ベエ』がチョイスされ採択されたのか興味をひかれますが、なにはともあれ『黒ベエ』大好きな私には嬉しいニュースです。
記事によれば、今春は『パラソルヘンべえ』『ウルトラＢ』『ビリ犬』の3体のモニュメントが「まんがロード」に設置されるとのこと。これら3作品はTVアニメ化されているのでマイナー作とまでは言いませんが、『忍者ハットリくん』や『怪物くん』や『笑ゥせえるすまん』などと比べれば知名度が低めですから、なかなか攻めたセレクトだなと感嘆しました。
とくに『パラソルヘンべえ』のモニュメントが氷見に設置されるというのは大きな出来事でしょう。なにしろ、『パラソルヘンべえ』は藤子Ⓐ先生のお母さまが最も気に入っていた藤子Ⓐ作品でNHKのアニメを毎回楽しみに観ていたそうですから。天国のお母さまもふるさと氷見にヘンべえスポットができるのをたいそう喜んでおられることでしょう。
