台湾・韓国・香港のドラえもんの本やお菓子が届く

 きのう(1月7日)、自宅にこんな藤子な品々が届きました。

 東アジア(台湾、韓国、香港)のドラえもんのコミックスやお菓子などです。

 お贈りくださったのは、中国・台湾の法を専門とする研究者で藤子マニアでもある高橋孝治さん( https://researchmap.jp/takahashikoji )。昨年高橋さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組の取材を受けまして、そのお礼として高橋さんから届いたのがこれらの品なのです。(写真に撮った品のほかにレアな藤子資料も!)

 

 

・台湾の藤子・F・不二雄大全集

 

 

・韓国のドラえもんコミックス

 

 

・韓国のドラえもんお菓子

 

 

・香港のドラえもんコミックス

 特典のステッカー付きで、しかもその柄が「ドラえもんだらけ」で最高です!

 

 

・この香港のドラえもん5巻の表紙、基本的に「ドラえもんだらけ」の扉絵を使っているのですが、そのままの使用ではなくいちばん手前のドラえもんが差し替えられています。差し替え後のドラえもんは「ドラえもんだらけ」のワンシーンから切り取られていますね。

 そして、これはある方に指摘されて気づいたのですが、元の扉絵のドラえもんにあった眉毛が香港版5巻の表紙では消されています。

 そのような加工がほどこされているわけです。 

 

 高橋さんによると、この表紙はもともと海賊版コミックスの表紙だったとか。海賊版から公式版に変わるとき、すでに海賊版が出回っていた香港市場で表紙が急に変わってしまうと香港市民が混乱するのではないかとの配慮から、海賊版時代の表紙を公式でも使うことになったのだそうです。

※追記

 キッツサマさんから次のようなご教示をいただきました。

「実は海賊版ではなく、『叮噹』という旧訳を公式に使った時期のカバーを残した。なお、第9卷以降のカバーはてんコミと同じイラストを使いますよ (でも一部の背景は変わります)」

 詳しい情報をありがとうございます!

 

(「ドラえもんだらけ」扉絵の画像は、てんとう虫コミックスドラえもん』5巻より引用しました)

 

 

 新年からこんなにもたくさん貴重な品々をいただいてしまって恐縮しつつも、大いに喜んでいます。期せずしてオトシダマをもらった気分です。

 高橋さん、ありがとうございます!!