まんだらけ名古屋店「まんが祭り」

 まんだらけ名古屋店の「まんが祭り」に行ってきました。「まんが祭り」とは、傷んでいたり半端だったりするマンガ本の在庫一掃セールです。一ヶ月に一度、土日を使って実施されています。 
 http://www.mandarake.co.jp/information/event/ngy/matsuri/manga.html



 半端本のセールだけあって、17冊購入して2千円未満で済みました。


 昭和43年発行のキング・コミックス『怪物くん』第1巻(少年画報社)。状態の良いものだと相当なプレミア価格で売られているのですが、これはカバー無しということで安価で買えました。コレクション的にはあまり価値がないでしょうが、とりあえず資料として持っていてもいいかなと思い購入。
 

 私は買いませんでしたが、絶版藤子単行本では、ほかに、カバー無し虫コミックスがいくつか並んでいました。『オバケのQ太郎』『パーマン』『モジャ公』『21エモン』『ウメ星デンカ』『シルバークロス』『ビッグ・1』が525円から840円で売ってました。これらも、カバーがあったら結構なプレミア価格になりますね。虫コミックスならではの大きな魅力は、なんといってもカバー裏に印刷された藤子先生画の図解やイラストですから、カバー無しの虫コミックスは、他のレーベルのカバー無し単行本よりもずっと、カバーが無いことへの不足感が強いです。でも、藤子作品の虫コミックスが数百円で買えると思うと、なんとなく破格値な感じがしますね(笑)



 てんとう虫コミックスドラえもん』の背表紙の巻数表記は、“四角いピンク地に黄色い数字”で統一されていますが、第1巻から14巻の初期の版では、赤や青やオレンジなど様々な色が使われていました。
 そうした初期バージョンのてんとう虫コミックスドラえもん』が52円か105円で売っていたので、かなりぼろぼろの本でしたが何冊か買っておきました。



 そして、講談社手塚治虫漫画全集」全400巻のうち、持っていない巻を9冊購入。他のレーベルの単行本で持っているような手塚作品は、講談社全集で買わなかったりするので、私が所有している講談社全集はたぶん300冊未満だと思います。手塚作品が、単行本のレーベルや版の違いなどでいろいろと描き換えがあったりするのは知っていますが、今のところ、そこまでこだわって追究していないのです。そこまでやろうと思うと、相当な覚悟と執念と財力、それから保管場所が必要になりますからね^^ あと、そうした研究は、藤子作品で手一杯という事情もあります。