パオパオ

 前の日記で、映画ドラえもん新・のび太の宇宙開拓史』公開にともなってチャミーの立体化グッズがリリースされたことを取り上げましたが、本映画に登場した2本足の象・パオパオの立体化グッズがいくつか発売されたのも同様に嬉しかったです。
 パオパオはもともと『ジャングル黒べえ』に登場していたキャラクターです。私が子どもの頃は『ジャングル黒べえ』のアニメがしょっちゅう再放送されていて(本放送は1973年)、そのたびに楽しんで観ていました。黒べえの故郷・アフリカのピリミーからやってきたパオパオは、その丸っこい体や、2本足で走る姿、「パオパオ〜!」という鳴き声、人懐っこい性格など、さまざまな面において魅力的な珍獣キャラクターでした。


 そんなパオパオが、『のび太の宇宙開拓史』(原作:1980年〜81年連載、映画:81年公開)に再登場したときはたいそう胸が躍ったものです。『のび太の宇宙開拓史』でのパオパオは、ピリミーではなくコーヤコーヤ星に生息する地球外動物として登場しました。(『ジャングル黒べえ』に出てきた珍獣では、パオパオだけじゃなく、デンデンワニやダックスキリンなども『のび太の宇宙開拓史』で再登場)


 そうして今年公開の『新・のび太の宇宙開拓史』でも、ちゃんとパオパオが登場してくれました。それに合わせて、パオパオの立体グッズがいろいろとリリースされて、私のなかでは一時的にパオパオブームが到来したのです。
 パオパオ立体グッズ各種のなかで最高峰だと思うのは、メディコムトイのアンテナショップ「1/6計画」から2月7日に500個限定で発売された「VINYL COLLECTIBLE DOLLS」シリーズのフィギュアです。

 全高約15センチ、てんとう虫コミックスのび太の宇宙開拓史』のカバーで描かれたパオパオの形と色を丁寧に再現してくれています。税込6800円と結構なお値段だったのですが、パオパオへの思い入れとフィギュアの完成度に惚れて購入。

 フィギュアを入れた箱も、てんとう虫コミックスのび太の宇宙開拓史』のカバーデザインを意識していて素敵です。



 2月28日の日記で紹介した「ソフビタイム」のパオパオはまだ入手できていませんが、ほかに、弁当チェーン店「ほっともっと」のドラえもんセット(3月13日〜4月5日実施のドラえもんキャンペーンで販売されたドラえもん弁当)のおまけ「とことこパオパオ」や、劇場で販売された「パオパオ ぬいぐるみマスコット」を入手できました。

 とことこパオパオは、ぜんまい仕掛けでトコトコと歩いて、ほのぼのとかわいらしいです。



 パオパオぬいぐるみマスコットは、ふかふかしたやわらかな感触がポイント。



 パオ〜!!