映画『のび太と奇跡の島』前売券購入

 3月公開の映画ドラえもんのび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜』の前売券を購入しました。
 前売券に付いてくるプレゼント「わくわく!ドラえもんクラフト」は、ゴンスケドードーが立体化されているのがうれしいです。
   
 
 同映画の入場者全員プレゼント「とことこ!ドードードラ」もドードーが立体化されているので、これも楽しみです^^


 ドードーといえば、ちょっと前に読んだ綿矢りささんの小説『勝手にふるえてろ』(文藝春秋、2010年)の表紙にドードーがいました。
 
 この小説の主人公は26歳のOLなのですが、ウィキぺディアで絶滅動物について調べるのを趣味としていて、ドードーが話題にのぼる場面も出てきます。
 また、この小説には『ドラえもん』のキャラクター名を使った表現が2箇所あります。そのうちの1つは「自分のリサイタルに人を集めようとするジャイアンなみに叫びたくなったけれど」という文。55ページに出てきます。もう1つは出木杉くんネタでした。
 綿矢りささんの最新単行本『かわいそうだね?』(文藝春秋、2011年10月発売)が未読なので、これも早いうちに読みたいです。


 綿矢りささんは第130回芥川賞受賞者ですが、先日、第146回芥川賞受賞者が発表されましたね。
 10代や20代のころと違って純文学を読むことがめっきり少なくなっているので、せめて芥川賞受賞作くらいは読もうかと思い、今回の受賞作2冊を買ってきました。
 
 ・田中慎弥『共喰い』(集英社)と円城塔『道化師の蝶』(講談社


 田中慎弥『共喰い』をまず読み終えました。正統派の硬質な文体で、獣性の猛る父親の血を受け継いでしまった運命から逃れられない少年の日々が描かれています。欲望や暴力や体液や下水の臭いなどの生々しさが鼻をついてきそうな世界ですが、硬質で密度の高い文体によってそうした生々しさが静謐な領域に押さえこまれている感じがしました。川辺という地域の情景描写も印象的。
 次は、円城塔『道化師の蝶』を読むことになりますが、実験的で難解そうな小説なので手に負えるかどうか…。円城塔さんの小説は以前から読みたいと思っていて読めないままだったので、これを読んで面白かったら他の作品も読んでみたいです。

 
 ☆情報
 岐阜県郡上市八幡町の「郡上八幡樂藝館」にて1月31日から4月1日まで「なつかしの昭和展“まんがのヒーローたち”」という展示会が開催されています。主に、懐かしの漫画のキャラクターグッズが展示されているようです。藤子関連は、オバQグッズが中心。怪物くんの面子なども見られます。
 小規模な展示会とのことですが、郡上方面へ観光に行かれる予定の方は立ち寄ってみると楽しそうですね。
 場所や定休日などはこちらでご確認ください。
 http://www.gujokankou.com/spot/index-441.html