『PARマンの情熱的な日々』の最新回「又、又、パーティめぐりの夜」(ジャンプスクエア4月号)で、藤子不二雄A先生が山田詠美さんの野間文芸賞受賞パーティに出席し、お祝いに山田さんのポートレートをプレゼントした、と描かれていました。A先生からポートレートを受け取った山田さんは「アビちゃん素敵な絵、どうもありがとう!」と喜んだとのこと。
その回を読んだばかりのタイミングで、16日(土)に名古屋の星野書店で山田詠美さんのサイン会があるとの情報を得、これは行っておきたい!と思いました。
山田詠美さんが発表した数多くの作品から見れば、そのうちのわずかしか読んでいませんが、それでも私は山田詠美作品の読者でありましたし、最新作はどんなふうになっているんだろうと興味もわいて、サイン会の参加条件である『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』(幻冬舎)を購入しました。
購入後すぐに読み終え、サイン会当日を待ちました。
お客さんは大半が女性。男性は全体の1割くらいだったと思います。山田さんに恋愛相談をしている方も見受けられました。
私は山田さんが放つオーラに気圧されながら、『明日死ぬかも…』の感想を簡単に伝えました。
「停まっていた時間が動き出す決定的瞬間に立ちあったような感覚を味わいました。自分の中にもし時間の停まっている物事が見つかったら、再び動かしてみたくなるような…」と。
山田さんは
「ぜひ動かしてください。読んでくださってありがとうございます!」
と返してくださいました。
そして両手で握手!