ドラミの新声優は千秋と発表

 ドラミちゃん役の新声優が誰か、本日のアニメ『ドラえもん』内で正式に発表されるかと思っていたら、きのうの記者会見で先に明らかにされてしまった。
 おおかたの予想どおり、千秋さんだった。



 千秋とドラミのイメージがにわかには重ならず、「これは期待できる! 素晴らしいキャスティングだ」と手放しで歓迎することはできないが、楠場宏三監督は「今回はおきゃんなドラミを目指そうと思い、千秋さんの演技力、かわいらしさを考えた」と話しており、“おきゃんなドラミちゃん”というのなら千秋のイメージと重なりそうではある。でもそれは、これまで定着してきた「兄想いの、出来の良い妹」というドラミのイメージからいくらか遠ざかることにもなるわけで、新たなドラミ像がどのように設定されるかも気になるところ。


 千秋は、過去に『ノンタンといっしょ』(フジテレビ)で声優経験があり、以前から『ドラえもん』に愛着を持っているようなので、単なるタレント起用とは心証が違うのだが、私にはバラエティ番組で見る彼女のイメージが強すぎて、ドラミの声を聞くたびに千秋の顔や仕種が頭に浮んでくるのではないかと不安を感じる。素の千秋を感じさせない本格的な演技を望みたいところだ。


 まずは千秋が演じるドラミの声をちゃんと聞いてみないことには、何とも言えない。何とも言えないと言いながら、すでにここでこれだけ書いてしまっているのだが…

  千秋が“ドラミちゃん”新声優に!9月の1時間SPから登場


タレントの千秋(34)がテレビ朝日系アニメ「ドラえもん」(金曜7時)でドラえもんの妹ドラミの声を務めることになり27日、東京・六本木の同局で会見した。
「理想の男性はドラえもん」と公言してきた千秋は「最高の形で携わることができてすごく幸せ」と大喜び。
実は昨年の声優陣一新の際、千秋は主要キャラクターすべてのオーディションに挑戦。結果は落選だったが、総監督の楠葉宏三監督は「その時の強烈な印象があった。今回はおきゃんなドラミを目指そうと思い、千秋さんの演技力、かわいらしさを考えた」と抜擢の理由を語った。
ドラミ役の決定を固く口止めされ、夫のココリコ、遠藤章造(35)にも言わなかったが、長女の彩華ちゃん(3)の前で練習していたため、「娘の口ぐせが『私ドラミよ!』になりました」と笑わせた。9月1日放送(後7時)の1時間スペシャルから登場する。
サンケイスポーツ) - 7月28日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000034-sanspo-ent


スポーツニッポン) - 7月28日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000021-spn-ent
(日刊スポーツ) - 7月28日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000028-nks-ent